Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

デュースブルグエッセン大学
2018年2月号 経営学部 N.N

余暇の過ごし方

最終授業を終え、テストも受け終わると一気に時間が空きます。

ドイツ語⇔日本語タンデムは授業期間に行うのが一般的なので、長期休暇に入るとあまり現地の人たちと関わる機会がなくなります。タンデムを続けたい場合は、タンデムパートナーに相談して、延長したいことを伝えると休暇中もできるかもしれません。

休暇中は基本時間がありますが、冬期休暇は帰国の直前なので、遠方へ旅行せずにノルトライン=ヴェストファーレン州内を日帰り観光しました。旅先でお土産用の絵ハガキや、お菓子、雑貨などを購入しました。ドイツのお菓子は日本のものと違うので、店頭を見てるだけでもとても楽しいです。

帰国間近になると、仲良くしていた友達たちがアップシードパーティーというお別れ会を開催してくれます。食べ物や飲み物は各自で持ち寄ったり、みんなで作ったりするのでとても楽しくて、帰国が億劫になりました。

残りの時間はただひたすら帰国荷物のパッキングに費やしました。重さ、大きさ、荷物の全てに規制があるので、とても難儀し、もっと早くから取り組むべきだったと後悔しました。

たった一年でこんなにも荷物が増えるんだなあ、と感動しました。

楽しいことだけでなく、辛いことも多々ありましたが、とてもいい経験をたくさん積むことができました。

 

ドイツの住宅事情について

ドイツはほとんど地震が起きない国なので、古い建造物がたくさん残っています。個人の住宅ですら、築100年を超えるものもあります。なので、とても風情があり、近所を散歩するだけでもとても楽しめます。

ドイツの一般的な一軒家には地下や屋根裏があります。ドイツでは街の景観保護のため、洗濯物を外に干せない法律があるので、ドイツ人は地下で洗濯し、地下で干しているようです。物干し竿もあまり背が高くならないように工夫されていて、ドイツ人の景観保護に対する意識の高さを痛感しました。

また、住居に暖炉を備え付けている家が多く、多くの家庭が庭の隅などに暖炉用の薪を積んでいてとても驚きました。日本では滅多に見られない光景だったので、すごく風情があっていいなと思いました。

ドイツはとても先進的な国ですが、このような昔らしさを残しているところがそこかしこにあり、昔の人の暮らしなどを少しだけ味わうことができるところがとても良いと思いました。