今回は環境の事について話しますが、私がドイツという国で2ヶ月ほど生活し、デュースブルクという街に住んで環境面で一番印象に残っているのは町の中にある緑の多さです。見た限りでは、森林と住民が共住しており、もう夏も近くもなり、気温が27℃を超える日もあろうかというのにも関わらず、涼しげな風を感じることができ、比較的快適な生活を送るができています。日本で緑というと、京都や奈良などの街の歴史の保全を先進している都市によく見られますが、ドイツでは、全土でその意識が高く、その意識の中にドイツ人にとっての森林というのは、単なる森林というのでは
なく、現体験的もしくは神聖なものであり、国民の精神を束ねる支柱のような存在ともいわれているようで、緑にかける愛情が非常に高く、緑を破壊せず、大切に管理する国民性であるため、街中には緑が多くありますデュースブルクと大学近辺に街並みについてですが、ドイツの中でもベルリンやフランクフルトなどといった大都会に比べて小さい都市で、商業的な建物よりも、住宅地が多いです。人はそれほど多くなく、スーパーなどのお店もあるので生活面でも不自由することもないので、比較的快適な環境だと思います。住宅はテレビでよく見るヨーロッパ風の建築様式で、道路には石畳が敷いてあり、海外の街並みを十分に体感できる素晴らしい所です。そのドイツの街並みが先ほどにも言った沢山の緑に非常によく合わさり、美しいドイツの景観を生み出しています。暇なときには一人で大学や家の周りを散歩してみるのも、日本の街では感じることのできない空気を感じることができるいい機会だと思います。
私の体験日記 DB(ドイツの電車について)
今回はドイツの電車のなかでも地下鉄やトラムなどではなく、一般的なDBについて書きたいと思います。DBというのは、日本でいうところのJRのようなもので、ドイツの様々な都市へ移動するには欠かせない交通手段です。DBの列車にはいくつかの種類があり、ドイツに来た当初はその種類に戸惑い、どの車両に乗るべきなのか分かりませんでした。ドイツでは、大学生はフリーチケットがあり、そのチケットがあれば、大学のある州の中では無料で電車に乗りどこでも移動することができます。これはDBだけでなく、地下鉄や路面電車、トラムやバスといった公共交通機関でも同様です。お金がなく、時間が有り余っている学生にとってはとてもうれしい制度です。DBに話は戻りますが、無料で移動できるといってもすべての車両に乗車することができるわけではなく、乗ることのできる車両には制限があり、ICEやICといった日本でいう新幹線のような乗り物はフリーチケットがあっても乗ることはできません。その二つは速いですが、値段も高いので、別の州の都市に行くときに主に利用されます。REとeuro-Bahnという準急のような電車とS‐Bahnという各駅停車の電車は無料で乗ることができます。この二つが近くの都市に行くときには主流で、私や私の友達はよく利用します。その電車でその都市の中心まで移動して、そのあと地下鉄やバスなどに乗って特定の場所まで行ったりします。ドイツでは学
生を除いて電車に乗るときは必ず切符が必要ですが、日本とは違い改札がどの駅にも存在しないので、買わずに乗車することができます。しかし、電車の車掌さんが切符を確認しに来た際に、持っていないことが発覚すると、一律で60ユーロ支払わなければならないので、ドイツに観光に来る際は必ず切符を買うことをお勧めします。これから、このDBを利用して様々なスポットに訪れて、それをレポートしていきます。