Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

デュースブルグエッセン大学
2019年1月号 文学部 K.E

現地の学生、友達について

現地の学生は世界中から来ているため、様々な人間がいる。肌の色や目の色、様々。

現地の友達は、ルームメイトやタンデムパートナー、バディ、授業で知り合った外国人、日本人交換留学生などだ。これはほとんどの日本人交換留学生に当てはまることだと思う。過去私の場合、パソコンを使っている最中に知り合った人間やボランティア先の活動で出会った人間とも色々と付き合いがある。友達になるチャンスはどこにでもあるため、結局は自分のフットワーク次第で決まると私は考える。

 

今月の活動

龍谷大学における私の専攻は教育学。

ドイツの教育からドイツに住む日本人に施される教育など、様々な教育現場を見、帰国後の卒論作成や将来やりたいことに繋がる活動を人の手を借りながら、自分で創ってきた。特に1月は忙しかった。

第1週:、補習校クラス和食会、継承語としての日本語教育ボランティアの新年会、プライベート保育園園長とオランダ小旅行

第2週:そろばん教室見学、Duisburgで外国人に対する日本語教育の先駆者の方と面談、日本語教育ボランティア、補習校

第3週:デュッセルドルフ日本人学校の授業参観・校長面談、日本語教育ボランティア、補習校

第4週:Volkshochschule(市民大学)にてドイツ語授業のアシスタント、日本語教育ボランティア、シュタイナー教育ワークショップ(オイリュトミー他)、モーションキャプチャー

第5週:Gymnasium見学

面談から遊び的なものまで、たくさんのことをしてきた。振り返ってみて私が見つけたことは2つある。

1つ目は教育の「かたち」の多様さである。日本での中学高校にあたるGymnasiumや主に駐在員の子供向けの日本人学校、社会人向けのVolkshochschule、公益法人で成り立つそろばん教室、ボランティア、個人経営の教育施設等々。失礼な言い方になるが、外国だからこそ「ウケる」教育もあると感じた。

2つ目は、上記の教育関係者の意思の強さである。これは特に個人での教育施設運営者に多く見られた。外国で生まれた日本人家庭の子供の言語獲得を支援したい方や、日本の幼稚園・保育園のやり方に疑問を感じ、デュッセルドルフで個人で幼稚園を建てようとする方、中には単純に楽しいことをしたいからという理由で事業を始めた方もいた。日本に無いものを海外で創る、その原動力を実際の現場で魅せられた。

2月も教育関係の活動に参加したり、面談があったりと帰国日までのラストスパートの月になる。最後まで身を引き締めていきたい。