Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

デュースブルグエッセン大学
2022年12月号 法学部 M.S

①    カルチャーショックについて
  ドイツの天候は日本と全く違います。春は天候が目まぐるしく変わり雨が降っていたと思えば急に晴れに変わり、雪が降ることもありました。夏になると、気温は上がりますが日本のように猛暑日が続くことはありません。そして日がとても長いです。夜の23時頃まで外は明るいです。秋は一瞬で過ぎ去ります。冬は日の出が遅く日の入がとても早いです。夕方の4時半頃には外は暗くなってしまいます。そして夏に比べると太陽が顔を出すことが少なくなります。これらは私のカルチャーショックの1つです。
 細かいことを並べるとすれば、雨の日に傘をさす人が少ないこと、大学での拍手はグーの手で机を叩くこと、トイレットペーパーやティッシュが分厚くて硬いこと、老若男女姿勢がいいこと、あらかじめ予定を決めずに、その時の状況で予定を決める方法が好まれること、ドイツの家のガーデンが素敵なこと、日曜日にスーパーが閉まること、ビーガン・ベジタリアンのための食品や料理が豊富なことなどが挙げられます。
 ここ最近で1番驚いたことは、大晦日に花火をすることです。年越しの瞬間に各自で購入した花火やロケット花火を打ち上げます。屋上から街を見渡すとどの方向にも無数の花火が打ち上げられていました。2時間程花火の音が続きました。日本とは違うドイツの年越しは私には刺激的でした。

②    ドイツのクリスマス
 ドイツのクリスマスムードは11月中旬から始まります。街はだんだんとクリスマス一色に染まっていきます。たとえば、雑貨屋さんにはたくさんの種類のクリスマスカードが並んでいたりクリスマスのお菓子がスーパーで売られています。ドイツのクリスマスケーキ、シュトレンもスーパーで購入することができます。12月1日から24日はアドベントカレンダーを楽しみます。その種類は様々で、チョコレートやグミ、紅茶、メイク道具などがあります。毎日1つ1つ開封していく過程がとてもわくわくします。
 そして何といってもクリスマスマーケットはドイツのクリスマス最大の魅力です。基本どの街にもクリスマスマーケットが行われています。街によって少し違いがありどの街のクリスマスマーケットに行っても楽しむことができます。グリューワインという名前のホットワインで体を温めながら屋台を歩き回る時間がとても幸せでした。各地でグリューワインのコップが違うので好きなコップを購入し集めることも楽しみの1つです。もちろん、コップの返却もでき、その際にコップ代が返却されます。また、焼きアーモンドの甘い匂いに何度も誘惑されました。食べ物以外にもツリーに飾るかわいいオーナメントや手作りの防寒具なども沢山並んでいました。
 クリスマスイブには幸運なことにドイツ人家族に招待していただき、本物のクリスマスを体験することができました。家族や親戚が集まり食事を楽しみました。プレゼントはツリーの下に置いてあり、みんなでプレゼント交換をしました。クリスマスツリーは毎年もみの木を近くの店で購入して飾り付けするそうです。それはとても素敵なことだと思いました。