Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東フィンランド大学
2012年4月号 国際文化学部 T.A

留学生活を振り返って

私は交換留学の選考のときから留学の目的は英語上達ではなく将来教育に携わりたいという夢から世界トップと言われるフィンランドの教育制度を学ぶことだと言っていました。また英語以外の外国語に興味があってフィンランド語の勉強にも力を入れたい、とも言っていました。私はこの二つの目標に沿って10か月間したい勉強をしてこられたことに満足しています。教育を語るにもフィンランド語を使うにもまだまだですが、10か月苦労しながらも好きな勉強を世界中の友達と一緒にしてこられたことを少し自信にしたいと思いました。と同時に、ほかの学生(各国からの留学生と現地のフィンランド人)に比べて自分の教育についての知識、日本についての知識、いろいろな常識など、知らないことが多すぎると痛感したので、少なくとも自分の勉強している範囲や興味のある分野についてはもっともっと知識を付けようと思いました。フィンランド人は本当によく勉強します。いつも彼らに刺激を受けて“私も妥協せずにとことん勉強しよう!”と思うことができます。帰国後も彼らの学習姿勢を思い出して、さぼったり妥協したりせず教養を付け、高めたいと思います。

 

帰国後どう留学経験を生かす予定なのか

先ほども述べましたが、これからも自分の興味のある分野をとことん追求したいと思います。それから就職を考えて、英語力を証明するTOEICのスコアを意識した勉強をしたいと思います。また、8月末にヨエンスーへ到着したその日からお世話になった現地のチューターさんをはじめ、多くのフィンランド人に助けられてきましたことから、日本へ帰って留学生のお手伝いができたらいいなと思うようになりました。今度は日本人学生として、龍谷にくる留学生の不安を少しでも解消してあげられたらなあと思っています。瀬田キャンパスには留学生が少ないですが、留学生のみんなと楽しいキャンパスライフを送れることを楽しみにしています。