環境について
10月に入り、気温が0℃を下回る日が何日かあり、早くも初雪が降りました。私は、中心街から約4km離れたLatolankatuという所に住んでいるのですが、雪が積もった日や雨が降って道が凍った日は自転車の通学が困難だったのでバスで通学しました。(他の留学生は普通に自転車に乗っていましたが…)こちらへの留学を考えている学生には、City Center(中心街)の近くに住むことを強くお勧めします。最近は、曇りや雨の日が続いているうえに暗くなるのが早くなり、あまり日光を浴びていません。
東フィンランド大学は、学生へのサービスが充実しています。履修登録は、すべてインターネットのWeb Oodiを使って行います。これは、龍谷大学のポータルサイトに似ています。私が現在とっている授業は、教科書の購入が必要な授業はほとんどなく、唯一購入したのはフィンランド語の授業で7€でした。授業で使う教科書は、ほとんどが図書館にあります。図書館には、Course Book(教科書)以外にも、小説や語学の本も多くあり、とても充実しています。これらの本は、基本的には4週間借りることができます。また、10回まで期間を延長することができます。東フィンランド大学の図書館には、パソコンやプリンタが設置してあり、インターネットも自由に使うことができます。
アクティビティについて
東フィンランド大学にも様々なアクティビティのグループ(クラブ)があります。ダンスや吹奏楽、サッカー、バドミントンなど、自分のやりたい活動に参加することができます。私は、以前龍谷大学に留学していたフィンランド人の友達が剣道部のキャプテンをしているということを聞き、剣道部に参加することにしました。最初は、フィンランドで剣道が普及していることに驚きました。友達に聞くところによると、フィンランドでも段級審査や剣道の試合が行われているそうです。防具や竹刀は、現在使われてない新品の物を借りて稽古しています。練習は、週3回あり、人数は少ないですが、現地のフィンランド人と交流することができるのでとても楽しいです。稽古で初心者にアドバイスする際、すべて英語でするのですが、うまく伝えることができず、自分にもどかしさを感じる事があります。そのたびに、英語をもっと勉強しなくてはと思い、それがモチベーションに繋がっていると思います。スポーツなどのアクティビティ以外にも、Language caféという語学を伸ばしたい学生同士が集まって一緒にお酒を飲みながら会話を楽しんだり、語学を教え合ったりするものがあります。英語以外にもフィンランド語や、ロシア語、中国語、日本語などがあります。