<治安、危険を感じたこと、トラブルについて>
ヨエンスーは人口も少なく静かな街で、治安は非常に良いです。ここに来て3ヶ月経ちましたが、トラブルに巻き込まれたというようなことは起きていません。以前道に携帯を落としてしまったのですが、誰かが警察に届けられてくれたらしく数日後には自分の元へ戻ってきました。ちなみに警察で携帯を取りに行った際パスポートの提示とサインを求められました。その時初めてフィンランドの警察に行ったのですが、中は明るく清潔で警察所というよりはオフィスのようでした。警察官の人も親切でとても安心しました。そういうわけで、落とした携帯が返ってくるぐらいヨエンスーは平和な街なので、今は不安もなく快適に暮らしています。しいて言えば、金曜の夜から土日にかけて中心街に酔っ払いが出没してたまに話しかけられることがありますが、そういう時は無視して逃げるか適当に流しておけば大丈夫です。酔っ払いでも暴力をふるうような人は見たことがありませんし、土日でも中心街へパトロールに来る警察も見かけるので問題ありません。危険を感じたことといえば、雪で道が凍って滑りやすいのが最近の悩みです。私は大学まで自転車通学をしているのですが、慣れない雪道の運転に苦労しています。早く現地人を見習って雪道に慣れたいと思っています。
<Pikkujoulu>
先日フィンランド人の友人の家に何人か集まってPikkujoulu(ピックヨウル)というパーティーをしました。Pikkujouluとは、フィンランド語で「小さなクリスマス」(pikkuが小さい、jouluがクリスマス)という意味です。ちなみにムーミンに出てくるミィはフィンランド語で“PikkuMyy”(ピックミュー)と言います。それはさて置き、このPikkujouluとはクリスマス前に友人や職場の仲間と集まって楽しむパーティーのことで、クリスマス当日は家族で過ごすフィンランドでは友人たちと楽しむためのクリスマスとして機能しています。フィンランド人いわく日本で言う忘年会みたいなものだよ、と言っていました。私達は音楽を聞きながらお菓子を作って、Glögiというクリスマスシーズンにフィンランドでよく飲まれるベリーのホットドリンクを飲みました。外は吹雪で天気が荒れ、友人宅へ行くまで苦労しましたが、室内は暖かく、キャンドルを付けて喋りながらGlögiを飲んでいるとすぐに体も温まりました。 友人にフィンランドのクリスマスって何をするの?と尋ねたところ、24日に家族全員が家に集まって食事をし、サウナに入ったり、家族と会話を楽しんだりお菓子を食べたりして、25日は教会へ行くらしいです。それを聞いてフィンランドのクリスマスは日本のお正月のようだなぁと感じました。