【余暇の過ごし方】
3月に入ってから気温も暖かくなり、日照時間も随分長くなりました。冬の間は外の寒さと暗さから基本的に部屋で余暇を過ごしていたのですが、最近は日差しが気持ち良いので、運動不足も改善するべく、外へ散歩に出たりしています。雪が積もった冬のヨエンスーもフィンランドらしくて好きでしたが、やはり春がやってくるのはとてもうれしいです。また、まだ雪が少し残っている今は、アイススケートやクロスカントリーなどのアクティビティを楽しむちょうど良い時期です。東フィンランド大学のstudent union officeではスケートシューズを貸し出しているので、気軽にスケートを楽しむことができます。野外の開放的なスケート場でスケートをしたり、凍った湖の上を歩いたり、日本ではなかなか経験できないことを楽しむのも留学の醍醐味だと感じました。
【フィンランドの公用語とフィンランド語について】
フィンランドの公用語はフィンランド語とスウェーデン語の二つです。実際スウェーデン語を第一言語として使用している人は国民全体のわずか5%程しかいませんが、店内のアナウンスや商品のパッケージは、フィンランド語とスウェーデン語の両方で表示されることがあります。学校でも必修言語として英語だけでなくスウェーデン語(母語がスウェーデン語の場合はフィンランド語)も学ぶそうです。
フィンランド語の響きはとても独特です。名詞や動詞の語尾が複雑に変化するため、習得が難しい言語として知られていますが、発音に関してはローマ字読みに近いので、日本人にとっては発音しやすいといわれています。例えば、フィンランド語でありがとうは「Kiitos!(キートス)」と言います。英語でThank you というよりも言い易く、響きもかわいいです。