Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東フィンランド大学
2018年1月号 国際学部 R.F

《日本から持ってきてよかったもの》

日本のインスタント味噌汁、抹茶味のお菓子などは食べると安心するだけじゃなく、ルームメイトや現地の友達に出すとすごく喜んでもらえたので、持ってきてよかったなぁと思います。調味料などに関しては何とかなると思っていたので、お好み焼きソースとマヨネーズだけ現在も日本のものを使っています。お米や醤油はフィンランドでも売っているという情報を見つけていたので、思ったよりも日本食が浸透しているのかな?と思っていました。しかし、ヨエンスーに来て実際手に入れられるものは少なく、スーパーに“BLUE DRAGON”というブランドの日本食コーナーはあるのですが、ほんの少しで値段も高い印象です。ヘルシンキに行くと”TOKYO-KAN”という日本食ショップがあり、日本のメーカーの商品を購入できるので、どうしても何か買いたいのであればここを訪れてみてください。ただ、日本の3倍~4倍の値段です(笑)
食品以外では100円ショップの雑貨、ヒートテックは必要だと思います。海外に出て当たり前に買いに行けなくなってすごく不便を感じています。私が留学生活で一番恋しくなったのは、100円ショップです。ちょっと生活用品を買い足したいときなどに、スーパーで値段をみてびっくりします。北欧だから高いのだとも思うのですが、ひと工夫あって便利さと快適さを追求してある日本の100円商品は、世界に誇れるものだと思います。先日、一時帰国していた友人に、電子レンジで1合分のお米が炊ける商品を買ってきてもらい、非常に重宝しています。ルームメイトも、そんなのあるんだねとびっくりした様子でした。

《フィンランドの気温について》

1月22日、ついにヨエンスーでマイナス23度を記録しました。この日は授業があったため外に出ざるを得ませんでした。幸いにも晴れていたので曇りの日などと比べると多少ましなのかもしれませんが、それでも、顔や耳が痛く、自分の息がマフラーの表面や髪の毛に白く凍りつくほどでした。先輩やフィンランド人の友達からは、クリスマスを過ぎると一気に冷え込む、と聞いていたので、正直言うと「やっときたか」、という感じではあります。しかし、この日以来マイナス20度以下の気温はなく、同じ週にプラス2度まで上昇した日もありました。
今年に入って日本に上陸した大寒波をネットニュースや親からの連絡で知り、大阪でもマイナス2度を記録したとききました。日本とフィンランド、同じ気温でもたぶんフィンランドの方が暖かく感じると思います。体感的にそう思います。しっかりとしたブーツを履いて、コートもフィンランドに来てから購入したので、もちろん防寒対策はしているのですが、冬場特有の芯から冷えてくるようなゾクゾクした感じがあまりありません。北欧はどこにでも雪があって毎日震えるような寒さなのかな、と思っていたこともありましたが、案外平気でした。5か月住んでいると多少慣れてくるということも考えられます。しかし、来年になったら、フィンランドにも大寒波が来る、なんてことも十分にありうるので、重ね着しやすいインナーは上下ともに数枚用意しましょう。
ウインタースポーツもシーズン真っ盛りです!
ヨエンスーのアイスホッケーチームの試合観戦