Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東フィンランド大学
2022年12月号 国際学部 S.Y

治安、危機を感じたこと、トラブルについて

私の住んでいるヨエンスーは非常に安全な街で、身に危険を感じたことはありません。治安は日本と同じくらいか日本以上に良いと思います。

バドミントンのラケットをリュックサックに入れて歩いていたのですが、落としたことに気づかず、学校に着くと、リュックサックからラケットがなくなっていました。学校から借りているものだったので、とても焦り、来た道を急いで戻りましたが、誰かがラケットを目立つ場所に置いてくださっていました。また、電車で寝てしまい、手に持っていたスマートフォンを知らない間に落としてしまっていたのですが、近くに座っていた方が、私を起こして、手元にスマートフォンを渡してくださいました。また、図書館で勉強しているとき、トイレなどで、席を離れる際もパソコンを置いたままにしていても問題はありません。また、夜中に街を歩くことも時々ありますが、危険を感じたことは一度もありません。ヨエンスーに住んでいる方はとても温厚な方が多いです。渡航する前、ある実験で、フィンランドは落としたお財布が9割の確率で返ってくるという記事を見たことがあり、その時は正直、半信半疑で読んでいましたが、想像以上に治安が良かったです。フィンランドは、治安が良いことで有名ですが、ヨエンスーは特に安全だと思います。これは、東フィンランド大学留学の魅力の一つだと思います。しかし、フィンランドから出て、ヨーロッパを観光する際はスリなどに注意が必要だと思います。

11.12月の乗り越え方

11月に入ると本格的に寒くなり、雪が降り始め12月には氷点下10℃あたりまで冷え込みます。今まで毎日外に出ていた私ですが、外に出ることが憂鬱になり、家に篭る日が続きました。そして、12月にはオータムセメスターが終わるので、課題が大量に出されます。友達と遊ぶ時間が取れないので、授業、図書館、帰宅の毎日が続き、そんな毎日が嫌になったときもありました。日照時間は日に日に短くなり、お昼の午後2時くらいからは薄暗くなるので、体内時計もずれ、夜眠れない日も続きました。10月30日にサマータイムが終わり、一時間ずれたことは私にとって非常に大きな変化でした。。留学生活がスタートして三ヵ月たったころなので、フィンランドの生活に余裕が感じられるのと同時に、日本が恋しくなりホームシックにもなりました。ヨーロッパの大半の友達は、半年の留学プランなので、仲良くなった友達ともお別れをしました。

私にとって11月中旬から12月上旬は辛い時期でしたが、課題を全て終え、フィンランドの寒さや日照時間に慣れた今は、とても留学生活を謳歌しています。先日は、友達とそりをしてきました。フィンランドの寒さは、日本にいると体験できないことだとポジティブに捉えて、フィンランドの厳しい寒さを楽しみ、限られた日照時間で太陽の光をたくさん浴びるようにしています。別れを告げたヨーロッパの友達とは、冬休み、共にヨーロッパ旅行をして、案内してもらうことになりました。お正月は、ヨーロッパの友達と一緒に過ごすことができるので、とても楽しみです。スプリングセメスターが始まるまでの約3週間の冬休みを思う存分楽しみたいと思います。

ヨエンスーでのクリスマスマーケットの様子です。先日、もうすぐ帰国するヨーロッパの友達と行ってきました

サンタクロース村ロヴァニエミに行ってきました。サンタさんと会いました