Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東フィンランド大学
2023年10月号 国際学部 M.K

① 環境について

  • 大学施設

大学はとても居心地が良いです。新築というわけではありませんが綺麗ですし、レンガ作りで落ち着いた雰囲気です。至る所にテーブルや椅子、ソファなどの休む場所があり、友達と話をしたり授業の前後に勉強したりすることもできます。二重扉や、入り口を入るとアウターをかけておく場所や防寒グッズなどを保管できるようなロッカーがあり、雪国だなあと感じます。龍谷大学深草キャンパスよりも広く建物も多いので迷うこともありますが、大学の授業を確認するアプリに現在地と照らし合わせることのできるマップがついており困ったことはありません。私のお気に入りの場所は図書館です。ソファ、ヨギボーなどのある居心地の良いスペース、パソコンやしきりのある机が並ぶ作業に集中できるスペースがあり、飲食もできます。授業のない日でも図書館で友達と勉強をするのが楽しみの一つにです。利用時間は基本的には午後6時までですが、鍵を予約すると月曜日から日曜日まで24時間使うことができます。

大学の図書館

住居

私は大学から徒歩で1時間以上かかるアパートに住んでいます。積雪量を考えて大学の近くで借りたかったのですが、東フィンランド大学と提携している不動産に家具付きのアパートという選択肢が少なく仕方ありませんでした。ベッド、勉強机、椅子、棚は元から用意されており、広めの部屋でした。家具や部屋の広さは部屋によって違いランダムに割り当てられます。大学へは基本的に自転車で通っています。私の住むアパートでは留学生3人でキッチン、お風呂、トイレを共有しています。イタリアとナイジェリアからの留学生で生活文化も違うので最初は慣れないこともありましたが、1週間も経てば慣れ今はとても落ち着く場所になっています。ルームメイトに恵まれたと思います。

家具付きのアパート

アパート外観

 

 

 

② 体調面について

フィンランドに来て2ヶ月が経ちますが、一番大変だったのは体調に関してです。フィンランドに来てから2週間ほど経ったとき喉が痛くなり、鼻水、熱、咳などの症状が1ヶ月ほど続き、やっと回復してきたと思ったところでコロナウイルスに感染してしまいました。寒さに加えてとても乾燥していて、身体が環境に適応できていないのだと思います。ヒーターの影響もあり毎朝喉が乾燥しています。フィンランドでは風邪や熱では病院に行かず自力で治すのが主流らしく、咳のせいで眠ることができない日もありましたが我慢することしかできませんでした。日本ではほとんど風邪をひかなかったので風邪薬やのど飴を持ってきておらず、また風邪の症状に慣れていなかったため苦労しています。日本ではあまり風邪をひかないという方でも風邪薬、咳止め、のど飴など日本から持ってくることをお勧めします。

現地の薬局で調達した風邪薬と喉スプレー