Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東フィンランド大学
2024年4月号 国際学部 M.K

1 余暇について

秋学期と春学期の間の12月はほとんど授業がなく課題も落ち着いたので余暇を思いっきり楽しむことができました。上旬に留学生用の団体旅行(ESNトリップ)でラップランドに5日間行き、中旬は秋学期に仲良くなった友達と遊び(遊ぶと言っても外はマイナス15度以下なので屋内でできることを探して楽しみます。。。)、下旬からは秋学期に仲良くなったスロヴァキア人の友達の実家でクリスマスを過ごさせてもらいました。海外の家庭でローカルなクリスマスを経験させてもらったのはとても良い思い出でした。12月の長期休みだけでなくフィンランドにはスキー休暇、イースター休暇などで授業がない週があり、留学生の友達に会いにスペインやイタリアにも行きました。同じヨーロッパでも国によって人、雰囲気、料理、建物、自然、天気などに違いがあり、旅行ではその違いを自分の目で実際に見て肌で感じることができました。友達と感動や意見を共有するのも楽しみの一つでした。

3月下旬にあるバレンシアのお祭り(Fallas)はとても迫力があり、日本とは全く違う祭りのスタイルでカルチャーショックを受けました。機会があれば是非行ってみてください!山の上でパエリア作りも体験させてもらいました。

 

2 フィンランドの春について

フィンランドの春はあまり綺麗ではありません。雪が溶けて泥水が道に広がり汚く、靴も濡れます。防水の機能がある雪靴を用意すると良いと思います。雪が溶け始めたので4月から自転車に乗って通学する学生が増えました。しかし、暖かくなったと思ったら次の週にはマイナス以下になり雪が吹雪いていることもあり、気温の上がり下がりを繰り返しています。冬はとても短かった日照時間ですが、4月からはとても長くなりました。最近は朝の4時には空が明るくなり始め、夜の10時頃に日が落ちます。朝に目が覚めてしまい睡眠が浅くなりがちですが外で過ごすことができる時間が長くてありがたいです。外が明るいと気持ちも明るくなります。

フィンランドでは、5月1日のMay DayにVappuという春の訪れをお祝いするイベントがあります。フィンランドで最も大きなイベントのひとつで、前日の4月30日には東フィンランド大学の学生が学部ごと揃って行進して近くの小さな島に集まり、お酒やスナックを用意してピクニックをしていました。夜にはクラブでアフターパーティもあり参加しましたが、皆酔っ払っていてとても騒がしかったです。ヨーロッパではイベントやお祭りがあると必ずお酒を飲むイメージがあります。次の日の5月1日にも島に集まってピクニックをしました。仲の良い留学生で集まり、お菓子を食べたりゲームをしたり、久しぶりに思いっきり体を動かしてとても良い思でになりました。5月1日は天気も良くて春を感じましたが数時間外にいると寒くなってくるのでやはりフィンランドの春は寒いと感じたMay Dayでした。

雪が溶けて水浸しになっている道

4月30日のVappu前夜祭