①入国と渡航
最初にするべきことですが、留学に行く日と帰る日を決めて、その往復分のチケットを先に購入しました。その理由は後の海外保険や在留許可書の期間をスムーズにするため、最初に決めました。
それから、海外保険に加入しました。フィンランドが求める海外保険の条件が決まっているので、これから申請する人は気をつけてください。
これらと同時に銀行残高証明書を2ヶ月分(4.5月)申請しました。例年フィンランドが留学生に求める銀行残高証明書は3ヶ月分でしたが、今年から6ヶ月分を要求しており不安でしたが、6か月前からフィンランドで生活するための資金を銀行に置いてなかったため、2ヶ月分を申請してみましたが大丈夫でした。
その後は東フィンランド大学からの受入許可証が送られるまで、申請するものはなかったです。受入許可証を貰ったあとはすぐにJoensuu Elliで寮の申請と、在留許可証の訪問の申請をしないといけません。これらをスムーズに進めるため、 受入許可証が送られるまでにどこの寮に住みたいか、いくつか候補を決めておきました。
私が受入許可証を手に入れたのは6月の初めでした。その後すぐに寮と在留許可証の訪問の申請をしました。在留許可証の訪問というのは、東京まで足を運び、必要書類を提出し、面談することです。その日程を決めるための申請をしないと行けません。本来もっと早く在留許可証の訪問の申請をしないといけないのですが、受入許可証が届くのが遅かったので、受入許可証が届いた時点で申請をした方がいいと思います。そして、例年では大使館に訪問するはずだったのですが、今年からフィンランド大使館がVFSに外務委託していたため、訪問する住所が変わっていました。ややこしいですが、訪問する場所は大使館ではなくVFSです。
私が実際にVFSに訪問できたのは7/1でした。必要書類を持っていかないとダメなのですが、東京まで行くので、忘れ物は許されません。忘れるとまた予約し直しで、フィンランドの授業には間に合わないので緊張しました。
訪問がおわり、在留許可証が家に届いたのはその約2週間後でした。無事に在留許可証を手に入れることができ、安心しました。
ここまでがするまでの流れです。もちろんこの他にも龍谷大学から求められる提出物や、申請するものがありました。
実際にヘルシンキ国際空港に着いたら、arrivalの看板へ向かって歩き、入国審査をします。聞かれた質問は特になく、パスポートをみせてすぐに終わりました。
②オリエンテーション・授業選択について。
まずは、オリエンテーションについて説明したいと思います。UEFでは、シティーオリエンテーションというものがあり、ヨエンスーで一番お店が集まっているシティーセンターに交換留学生が集まり、みんなと仲良くなるためにいろんなアクティビティーをしました。グループに分かれるのですが、僕のグループは龍大生4人とほかの国の留学生と一緒で、僕たちのチューターが引率してくれました。現地の学生がいろんなアクティビティーを用意してくれており、とても楽しかったです。その後、夜からパーティーがありましたが、僕はそれには出席せずに家に帰りました。
授業選択についてですが、僕がフィンランドに来る前に提出したlearning agreementの授業が受けられない状態になっていたり、スケジュールが被っていることがあったりしたので、learning agreementで提出したものとは違うものとなりました。さらに僕の専攻が社会学でしたが対面が殆どなく、インディペンデントの授業を多めにとることにしました。インディペンデントとは、対面でも、オンラインでもない授業のことであり、教授が要求した課題やテストを期限内に提出するというものです。自分でマネジメントし、計画的に課題をする必要があるので、それが苦手な人には不向きかもしれません。僕は不向きでした。対面の授業もインディペンデント授業もバランスよくとるのがいいと思います。