Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

エトヴェシュ・ロラーンド大学
2025年12月号 国際学部 S.A

治安・危機を感じたこと・トラブルについて

こんにちは。今回は、上記のトピックについてお話ししていこうと思います。
これまで約4か月間ハンガリーで生活してきましたが、幸いなことに一度も危険な目に遭ったり、大きなトラブルに巻き込まれたりしたことはありません。ここからは、私が感じたハンガリーの治安について詳しくお話しします。

正直に言うと、ブダペストの中心街にはホームレスの方が多くいます。たまに話しかけてくる人もいますが、基本的に無視していても何かされることはありません。そもそも、アジア人の見た目ということもあり、「話しかけても言葉が通じないだろう」と思われているのか、話しかけられること自体がほとんどありません。ハンガリーには、ペットボトルや瓶、缶をスーパーでリサイクルするとデポジット金が返ってくる仕組みがあります。そのため、ホームレスの方たちはゴミ箱を漁って、ペットボトルや瓶、缶を集めていることが多いです。ハンガリーに来た当初は、何をしているのか分からず怖いと感じました。

私自身、ニューヨークやカリフォルニアで見たホームレスの方は、薬物使用の影響もあって怖い印象がありましたが、それに比べるとハンガリーのホームレスの方はおとなしい印象を受けました。もちろん、近づかないに越したことはありませんが、必要以上に身構える必要はないと感じています。ただし、フランスなど他の国の状況は分からないので、あくまでハンガリーに限った話だということは留意してください。

このような理由もあり、正直なところ、私は自分がヨーロッパにいることを忘れてしまうほど、日本にいる時と変わらない生活を送っています。バスも24時間運行しており、深夜でも利用者が比較的多いため、つい友達と夜遅くまで遊んでしまうこともあります。今まで何もなかったとはいえ、ここはヨーロッパなので、改めて気を引き締めて生活していこうと思います。

 

旅行について

もう一つのトピックとして、2025年に行った旅行先についてお話ししようと思います。

私は、スロバキア・オーストリア・ポーランドの3か国を訪れました。まず、スロバキアとオーストリアはハンガリーからバスで2〜3時間ほどで行くことができたため、日帰りで訪れました。

スロバキアに行く際、パスポートを忘れてしまうというハプニングがありました。本当にどうかしていました。国境を越える際には必ずパスポートが必要なので、絶対に忘れないでください。バスの運転手さんによっては確認しない人もいますが(むしろしない人の方が多い印象です)、抜き打ちでチェックされることもあると聞きました。パスポートの写真ではダメだと言われましたし、Student IDは身分証明にはなるものの、「もしスロバキアや道中で何かあっても、僕は責任を取れない。それでもいいなら乗っていいよ」と言われ、怖かったので、寮まで取りに帰ることを選びました。皆さんは大丈夫だとは思いますが、十分気をつけてください。

スロバキアはハンガリーに比べてとても静かで、正直あまり観光する場所はないという印象でした。また、レストランでアジア人差別のような対応を受けてしまい、あまり良い思い出は残っていません(ごめんなさい……)。ただ、別日に同じくスロバキアに行ったルームメイトは特に何も感じなかったと言っていたので、人によるのかなとも思います。

ウィーンは、クリスマスマーケットが開催されている時期に訪れました。今回はクリスマスマーケットをメインに回ったため、有名な観光地には行けなかったのですが、来月また訪れる予定があるので、いつか改めてレポートできたらいいなと思っています。ウィーンのクリスマスマーケットは、私にとって人生初のヨーロッパのクリスマスマーケットだったので、すべてに感動したのを覚えています。それと同時に、ありえないほど大量のすてきな写真も撮ることができました。クリスマスマーケットは合計3か国5都市訪れましたが、最初に行ったのがウィーンだったこともあり、一番きれいだったと感じています。私の大好きな赤色の装飾がたくさん散りばめられていて、本当に素敵でした。もしヨーロッパでクリスマスを過ごす機会がある方は、ウィーンのクリスマスマーケットを強くおすすめします。

ポーランドは、私にとって人生初の一人旅の国です。日本に居たときにヨーロッパの治安に怯えていた私はネットで治安のいい国ランキングを調べて上位に出てきたポーランドを思い出し、調べてみるとハンガリーからのアクセスも良かったので旅行することを決めました。高校時代に勉強したアウシュビッツ博物館が強く印象に残っていたため、実際に訪れました。そこでの理解を深めるために、事前にある程度何が起こったのかを学習してから行きました。実際に起きた出来事を想像しながら施設を見学したため、とても心が苦しかったです。しかし、それ以上に学ぶことが多く、行って後悔はしていません。

ポーランドではクラクフとワルシャワを訪れましたが、個人的にはワルシャワのOld Townが特に心に残りました。あまりにも可愛くて、最初はCGなのではないかと疑ったほどですが、現実でした。ハンガリーよりもショッピングできる場所が多く、常に物欲が止まりませんでした。いつか大金を握りしめて、また訪れたいなと思います。とてもおすすめの国です。