Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

フォンティス応用科学大学
2018年10月号 国際学部 K.G

今月はフォンティス応用科学大学があるアイントホーフェンの環境と先日行ったチェコ旅行について書こうと思います。

1.環境について

まずは学校についてです。僕が通うキャンパスはとても小さく様々な施設がコンパクトに収まっています。図書館はとても小さく1フロアしかありません。また学食も3時までしか営業していないので、普段の夕食は学食で食べるのではなく自宅にて自分で作ることになります。しかしキャンパス内にバーがあったり、コーヒーやサンドイッチを販売するカウンターなどがあったりして、朝食や昼食をそこで購入することができます。

学校の近くにアイントホーフェン工科大学があり、そこには大きな図書館やジムがあります。授業が終わった後時間がある日は、そこのジムに行きスポーツを楽しみます。ジムにはたくさんの学生が来るので、授業終わりの時間はいつも込み合っています。学校の周辺の商店街は中東の人が多く集まるエリアになっていて、美容室がアラブ系の人が経営していたり、トルコ料理やシリア料理のお店が多くあったりします。中でもHizmet というケバブ屋さんがあるのですが、そこのケバブがとても美味しくてよく友達と食べに行きます。この記事を見てくださっているフォンティスに留学予定の人はぜひ行ってみてください!!おすすめです!

次にアイントホーフェンの公共交通機関についてですが、電車は1等席2等席とあり、チケットの価格が違います。しかし座席の広さにそこまでの差はないので、2等席を購入するようにしています。電車の時間も日本ほど正確ではないですが、おおむねダイヤ通りに動いている印象でした。路線バスはかなりの頻度で市内を走っているように見えます。バス専用のレーンがあるので、他の交通に影響されることなく電車と同様に時間通りに動いていると思います。実は自転車を中古で購入したので、渡航してから一度も路線バスを利用せずに生活しています。しかし遠出をする時には長距離バスにとても安くで乗ることができるので、積極的に利用しています。フリックスバスと呼ばれるバスに乗れば、気軽にドイツやベルギーの街に出かけることができるので何度か利用しました。ヨーロッパの人が乗ることを想定してか、日本人の自分にとってシートはかなりゆったりしていました。オランダの公共交通機関はかなり質の高いものだと感じました。

 

2.チェコ旅行

アイントホーフェンの大学生は10月の半ばに1週間の休暇があります。その休暇を利用してオランダの学校で仲良くなった韓国人の友達2人で、チェコのプラハとチェスキークルムロフという街に旅行に行きました。チェコの街は中世の面影を残す建物が多くあり、歴史が感じられるところでした。街には古い教会を改築したレストランやオープンカフェが多く立ち並び、世界にはこんな街に住んでる人もいるんだと少しチェコの人が羨ましく思えた気がします。この時ばかりは趣味にしているカメラを持って来て良かったなーと実感しました。旅行の楽しさを改めて感じることができました。

しかし、この旅行を通して一番感じたのはやはり言葉の壁でした。今まで旅行に行くときは友達とは必ず日本語でコミュニケーションを取っていたので、英語でコミュニケーションとらなければならない今回は勝手がかなり違いました。例えば行きたい場所を話し合うときや、夕食の場所を決める時、お互いの意見が違うときが何度かありました。その時、自分の意見を100%伝えることができなかったり、相手が伝えたいことが理解できなかったりして、困ることもしばしばありました。お互い英語のネイティブスピーカーではないので、言葉を話す上で相手の英語運用能力に気を遣いながら話すことができないからだと感じました。休暇で旅行に行っている時ですら、自分に必要なのは英語力であると思い知らされました。少しでも言葉の壁を低くするためにも普段の生活から英語力を高めていけるようにしたいです。