Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

フォンティス応用科学大学
2018年11月号 国際学部 K.G

授業紹介

龍谷大学から派遣される交換留学生は、フォンティス大学でIBC (International Business Consultancy)というコースを受講することになります。参加する学生はコース全体で100人ほどと小さな学科です。IBCには主にヨーロッパ圏の大学から留学している学生が多く、半分以上がオランダ人以外の学生です。授業はほとんどがビジネスかマーケティングに関係する授業で、ビジネスメールの書き方の授業やプレゼンの授業など実践的な授業もあります。

授業課題の種類は授業ごとに異なりますが、日本の大学と違う点はグループでの課題が多いという点です。グループの課題は主にプレゼンをすることで、チームで話し合いながら作業を進めなければならないので、とても難しいです。英語についていけずなかなか積極的に話し合いに参加できず、苦労することが多いです。また、参加している学生のほとんどはビジネスを専攻しているので、ビジネスやマーケティングを勉強したことがない僕とは知識量も異なりいつも足を引っ張ってばかりいるような気がします。ですが、オランダに来て、英語力の伸びを自覚できていますし、未知のことを勉強できる楽しさがあり自分にとっていい刺激になっていると思います。

 

スーパーについて

オランダのスーパーと日本のスーパーの違いを、いくつか紹介しようと思います。まず、取り扱う商品の違いですが、基本的には違いははほとんどないように感じました。しかし医薬品が売っていることが、一番の相違点だと感じました。またオランダのスーパーでは電車のチケットが販売されていたり、郵便の集荷や配達のサービスを取り扱っていたりする点も、日本とは違う点だと気が付きました。日本のようなコンビニがないオランダでは、スーパーがその役割を果たしているのではないかと思いました。次に、レジの違いについて紹介します。日本ではレジ打ちの人は立って作業をしていますがオランダのスーパーでは座席があり、座って作業をしています。また、袋詰めをするためのサッカー台がなく、精算された商品はレジで自分で袋詰めするようになってます。また、レジ袋はすべて有料でおよそ120円ほどします。日本のスーパーでもらえるような薄手の袋ではなく、かなり厚めのもので、ユニクロの袋を想像してもらえれば分かりやすいと思います。毎回レジ袋を買うのは非常にもったいないので買い物に行く時はリュックを持って行ったり袋を持参したりしています。

オランダのスーパーは日本のスーパーに比べ全体的に環境に配慮している気がします。例えばレジ袋が有料であることもそうですし、包装が簡易的です。特に野菜や果物はばら売りで、自分で袋に詰めるスタイルがほとんどです。個人的に思ったのは、日本のスーパーよりも合理性や環境への配慮が優れているということです。商品陳列の仕方やスタッフの接客態度含め過剰に消費者目線にならないところがいいところだと思いました。