Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

フォンティス応用科学大学
2022年 8月号 国際学部 H.N

①余暇の過ごし方

夏休みは丸々2ヶ月ほどありました。ほとんどのIBC受講生は半年の滞在で、7月ごろに皆それぞれ母国に帰ってしまいました。半年という短い時間でしたが一緒に過ごした時間は濃く、ブラジルから来たルームメイトが帰ってしまったときは号泣しました。前月のマンスリーレポートで書いた通り、私が住んでいた寮は半年契約で7月25日には退寮しなければならず、8月中住むところがなかったので、大きな荷物は友達の家に預けて旅行をしながら家を探していました。結局家を見つけることはできず、Fontysの先生の家の一室に家が見つかるまで住まわせていただくことになりました。

今月のテーマは余暇の過ごし方ということで、Eindhovenからの旅行について書こうと思います。Eindhovenはオランダの南部に位置しており、ベルギーやドイツなどにはバスを使って行くことができます。Flixbusという会社のバスが多く通っており、安いのでよく利用しています。近隣の国はほとんどEU圏内なので国内旅行のような感覚で旅行できます。またEindhovenには空港もあります。格安航空会社を使って、時期によっては日本では考えられない安さで飛行機に乗ることができます。しかし、オランダ国内の電車は日本に比べると高価です。利用客の少ない時間帯のみ利用できるOff-peak ticketは比較的安く買えます。ヨーロッパでの旅行は日本では考えられないようなハプニングが尽きません。しかし、日本では考えられないようなミラクルも起きたりします。すべてとてもいい経験、思い出です。

イタリアのコモ湖

 

 

②ミュージアムカードについて

ミュージアムカードとはオランダ国内の400以上の美術館や博物館、お城に入ることができる年間パスポートです。64.90€でした。オランダのミュージアムの入場料は1つのミュージアムにつき約20€するので3,4回行くだけで元が取れてしまいます。正直日本にいた頃はそこまで美術館や博物館に興味はなかったのですが、せっかくオランダにいるし、ということでカードを購入し何箇所か行ってみたところ、かなり面白いです。展示の説明やオーディオガイドは英語の勉強にもなりますし、内容も興味深く一石二鳥です。まだまだ行けていないミュージアムもたくさんあるのですが、2つミュージアムを紹介します。

アンネフランクの家

アンネの日記で有名なあのアンネと家族たちが身を隠していた家に実際に行き、彼女らが暮らしていた部屋、また実際の日記を見ることができます。教科書で学んでいたことを実際に見たり、体感でき、アンネフランクの当時の状況についてより深く知ることができました。 

ヴァンゴッホ美術館

ひまわりや自画像、星月夜で有名なゴッホの作品やゴッホに関係のある作品を見ることができる美術館です。中にはゴッホが心惹かれた作品として日本の浮世絵も展示されていました。オーディオガイドで作品やゴッホ自身についての説明を聞きながら展示を見ることができ、ゴッホについてあまり知らなかった私でも楽しむことができました。ミュージアムショップにあるグッズはどれも可愛く、特にゴッホとコラボしたミッフィーは思わず欲しくなりました。

ゴッホとコラボしたミッフィー