Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

フォンティス応用科学大学
2026年 7月号 国際学部Y.M

①留学を振り返って

この留学は、私にとって大学生活の中で最も大きな挑戦であり、多くの学びと成長を得ることができた貴重な経験でした。留学前は、海外で生活することへの期待がある一方で、英語で授業を受けることや異なる文化の中で一人で生活することに対して大きな不安を抱えていました。しかし、実際に現地で生活する中で、日本では経験できない出来事の一つひとつと向き合いながら、自分自身を大きく成長させることができました。

まず、最も成長を実感したのは英語力とコミュニケーション能力です。フォンティスでは授業がすべて英語で行われ、プレゼンテーションやグループワークも英語で進められました。留学当初は、自分の考えを英語でうまく伝えることができず、授業後にひとりで反省会をするような日々が続きました。特に印象に残っているのは、グループワークで意見がまとまらず、自分だけ議論についていけなかった経験です。悔しさから、その日の夜に授業内容を一から復習し、次のディスカッションでは前もって自分の意見を英語でメモしてから臨むようにしました。少しずつ発言できる回数が増え、完璧な英語を話すことよりも、伝えようとする姿勢そのものが相手に届くのだと実感しました。

また、一人暮らしの中での生活そのものが大きな学びになりました。住居の契約や公共交通機関の利用、銀行口座の開設など、日本では家族や慣れた仕組みに頼れていたことすべてを、自分の力で解決しなければなりませんでした。この経験を通して、困ったときに一人で抱え込まず、周囲に助けを求める勇気と、自分で情報を集めて行動する主体性が身についたと感じています。

多文化環境での生活も、私にとって非常に大きな学びとなりました。寮では学生と共同生活を送り、食事の準備や掃除の分担、生活音の感覚の違いなど、些細なことで意見が食い違うこともありました。あるとき、生活習慣の違いから寮のルームメイトと衝突しかけたことがありましたが、感情的にならずお互いの考えを丁寧に話し合ったことで、最終的には良好な関係を築くことができました。この経験から、価値観の違いを否定するのではなく、対話を通して理解し合うことの大切さを学びました。

授業面でも、日本とは異なる教育方法を経験しました。フォンティスでは、講義を聞くだけではなく、自分で調べ、考え、発言することが重視されていました。知識を身につけるだけでなく、自分の考えを論理的に説明する力や、他者と協力して課題を解決する力を養うことができたと感じています。

 

 

②留学経験をどのように活かすか

この留学経験は、今後の大学生活や就職活動、そして社会人として働く上で大いに活かしていきたいと考えています。留学生活で培った語学力や異文化理解、そして困難な状況でも自ら情報を集め行動する問題解決能力は、必ず強みになると考えています。

さらに、留学を通して「挑戦することの大切さ」を学びました。留学前は失敗を恐れて行動できないこともありましたが、海外では自分から動かなければ何も始まりませんでした。失敗しても、そこから学び次につなげることができれば、それは必ず自分の成長につながることを実感しました。この考え方は、就職活動や社会人になってからも大切にしていきたいと思います。

今回の交換留学は、英語力の向上だけでなく、人間としても大きく成長することができた一年でした。慣れない環境で一人で生活し、困難を乗り越えた経験は、自分自身の価値観や考え方を大きく広げてくれました。この経験を一時的な思い出で終わらせるのではなく、今後の大学生活や将来の仕事、そして人生全体に活かしていきたいと考えています。お役に立てたかはわかりませんが、少しでも私のレポートが力になれていれば幸いです。約1年間ありがとうございました。