Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

フォンティス応用科学大学
2026年5月号 国際学部 M.Y

①留学生活を通じた語学力の向上について

オランダでの交換留学生活も終盤に差し掛かり、今月はこれまでの留学生活を振り返る機会が多くありました。その中で、私自身が最も成長したと感じているのが語学力の向上です。実際にオランダへ来てからは、授業、プレゼンテーション、グループワーク、レポート作成など、ほぼすべての学習活動が英語で行われています。また、私が所属しているクラスにはオランダ人だけでなく、スペイン、ドイツ、イタリア、ポーランドなど様々な国籍の学生がおり、共通言語として英語を使用しています。そのため、英語を使うことは特別なことではなく、日常生活の一部となりました。

留学当初は、異なるアクセントの英語を聞き取ることが難しく、授業中のディスカッションでも自分から発言することに躊躇していました。しかし、毎日のように英語を聞き、話す環境に身を置いたことで徐々に慣れていきました。現在では授業中に自分の意見を発表したり、グループワークで積極的に議論へ参加したりすることができるようになっています。また、以前は英語を話す際に文法や発音の間違いを気にしすぎていましたが、現在ではまず自分の考えを相手に伝えることを優先できるようになりました。この意識の変化は留学を通じて得た大きな成長の一つだと感じています。

さらに、語学力の向上は大学の授業だけではありません。普段の買い物や旅行、友人との交流など、生活のあらゆる場面で英語を使っています。特に様々な国の学生と交流する中で、単に英語力が向上しただけでなく、異なる文化や価値観を理解しながらコミュニケーションを取る力も身についたと感じています。言語は単なる会話の道具ではなく、人と人をつなぐための手段であることを実感しました。

留学前の自分と比較すると、英語に対する苦手意識や抵抗感は大きく減少しました。もちろんまだ改善すべき点は多くありますが、英語で自分の意見を伝えたり、海外の人々と交流したりすることに対する自信は確実に高まっています。今後帰国した後も英語学習を継続し、将来的には海外と関わる仕事や国際的な環境で活躍できる人材を目指していきたいと考えています。

②オランダに訪れた夏と人々の生活の変化

今月に入ってから、オランダでは気候が大きく変化しました。これまで続いていた寒い日や雨の日が少なくなり、晴天の日が続くようになりました。気温も20度を超える日が増え、日本の初夏のような暖かさを感じられるようになっています。私がオランダに到着した昨年の夏とは異なり、一度長い冬を経験した後に迎える暖かい季節であるため、その変化をより強く実感しています。

特に印象的だったのは、天気が良くなったことによる人々の行動の変化です。私が通う大学の近くには湖があり、最近では多くの学生や地域住民が集まるようになりました。授業が終わると友人同士で湖へ向かい、日光浴をしたり泳いだりする人を頻繁に見かけます。芝生の上で寝転びながら本を読んだり、音楽を聴いたりしている人も多く、まるでリゾート地のような雰囲気になっています。

また、街中を歩いていても冬とは全く異なる光景が広がっています。これまではコートやマフラーを着用していた人々が、現在では半袖や短パンで過ごしています。さらに、水着姿のまま湖やプールへ向かう人を見かける機会も急激に増えました。日本では水着姿で街中を歩くことはほとんどありませんが、オランダではそれほど珍しいことではないようです。最初は驚きましたが、長く寒い冬を過ごした人々にとって、暖かく晴れた日は非常に貴重であり、その時間を最大限楽しもうとしていることが伝わってきます。

さらに、カフェやレストランのテラス席も毎日のように多くの人で賑わっています。オランダでは天気の良い日に屋外で食事や会話を楽しむ文化があり、友人や家族とゆっくり過ごしている人々の姿をよく見かけます。日本では暑さを避けて屋内で過ごす人も多いですが、オランダでは太陽の光を楽しむこと自体が一つの文化になっているように感じました。

このような日常の変化を観察することで、授業では学べない現地の文化や価値観を知ることができています。留学生活も残りわずかとなりましたが、こうした何気ない日常の出来事からも多くの学びを得ることができています。残された時間を大切にしながら、最後までオランダでの生活を楽しみ、多くの経験を持ち帰りたいと思います。

 

【画像1】ハーグに行った時のビーチの写真      【画像2】大学近くの湖