Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ハートフォードシャー大学
2023年9月号 国際学部 K.U

 はじめまして。2023年9月からイギリスのハートフォードシャー大学に留学しています。到着して1ヶ月ほど経ち、すでに色々な出来事がありましたが、今回はイギリスに来るために必要なビザと、オリエンテーションや授業選択のことについて書きたいと思います。

 

ビザについて 

 私は、Student Visaでイギリスに滞在しています。以前はTier 4と呼ばれていたみたいで、調べているときはややこしかったですが、問題なくこの学生ビザを取得できました。私の場合、パスポート、CAS番号という受入許可番号、IELTSのスコアを提出しました。取得までの流れは、イギリスの政府のサイトGOV.UKにある学生ビザのページなどで確認していました。

 まず最初に、派遣先大学から受入許可番号をもらうために、IELTSのスコアを大学に提出しました。私の場合、冬ごろからそのための勉強を始めましたが、スコア取得に時間がかかり、周りに迷惑をかけながらのギリギリの提出になってしまいました。IELTSを見くびらないで早くから勉強しておけばよかったと反省しました。そして、春が終わるころに、CAS番号が書かれた、受入許可のメールが大学から届きます。それまでビザのことを忘れるほど、ビザ関連でするべきことは無く、この時期に他の準備を進めていました。そして、そのCAS番号、IELTSのスコア、パスポートなどの情報を申請し、生体認証の予約を行いました。生体認証は、大阪の英国ビザ申請センターで行いました。ここで、パスポートを2週間ほど預かってもらうことになったので、海外旅行に行く予定があれば予約のタイミングを気をつけたほうがいいと思います。その後、パスポートや申請した書類などを受け取って日本での準備は終わりました。ビザらしいものは、パスポートに貼ってもらったシールくらいでしたが、入国審査はパスポートだけで大丈夫でした。最後に、イギリスに到着してから、BRPという滞在許可証となるカードを受け取る必要がありました。受け取り場所に大学が設定できて、時差ボケのままでも簡単に受け取りに行くことができました。

 

オリエンテーション・授業選択について

 授業選択は日本にいる間に行いました。学部・学科を選んだのち、授業を履修していきました。履修可能な単位数が決まっていて、シラバスのようなリストがあって、基本的にはいつもの履修と同じように進められました。ただ、授業の開講時間がわからないなとは思っていました。なので、履修したい順に選びました。春前にそのリストを提出しました。そして、受入許可のメールと同じくらいに、履修を確認しましたよというサインがされてリストが返ってきました。

 ここからは選ぶ学部や授業によるとは思うのですが、7月はじめに学部の担当の方から授業を受けるに値するかどうか教えてくださいとメールが届きました。学んできた内容を書いたワードファイルなどをまとめて提出しました。これで今度こそ許可を得ることができたみたいです。

 到着してから2週間はオリエンテーションでした。そこで、留学生用の説明があったり、授業の確認があったりしました。そこで、私の履修した授業が被っていることがわかりました。私の所属するCreative Artsでは、基礎的な三つのモジュールから二つ、専門的な三つのモジュールから一つを選んで、合計三つのモジュールを履修する形でした。しかし、私は基礎から一つ、応用から二つ選んでしまっていました。先生たちと相談して、その場で変更してもらいました。何をやりたくて、何をやりたくないかをその場で伝えて、一緒に決めることができたので、結果的に一番良い決め方ができました。そのおかげもあって、毎日楽しんで授業を受けることができています。