Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ハートフォードシャー大学
2023年10月号 国際学部 K.U

 こんにちは。イギリスに来て2ヶ月が経ち、街の景色も秋から冬になってきました。今月は、そんな街や学校の環境と、気候について書いてみます。

過ごしている環境について

 私が留学しているハードフォードシャー大学は、ロンドンから少しだけ北に行ったHatfieldという街に位置しています。ロンドンの中心地からは、電車で1時間弱で着きます。忙しい街でも、寂しい街でもない、どこにでもありそうな郊外の街です。ですが、おしゃべりなおっちゃんが切り盛りしている美味しいケバブ屋さんがあったり、サッカーをみんなで観戦する暖かいパブがあったりする素敵なところです。なので、休みの日は、そんな近所をふらついたり、たまにロンドンに出かけたりして過ごしています。学校のある日は、寮のあるキャンパスから出ることもなく授業を受けています。学部にもよると思いますが、Creative Artsの場合、教室の並ぶ棟とスタジオのある棟をメインに使っています。昼ごはんには、教室から一番遠い校舎にある食堂と売店まで行くことが多いですが、それでも歩いて5分もかからないので、迷子になることもないですし、遅刻しそうになって走ることもなく安心です。どれも綺麗にされているうえ、生徒が自由に使うことのできるパソコンが並んでいたり、小さいキッチンがあったりと快適な生活を送れています。キャンパスには、他にも大きな図書館、カフェ、ジム、サッカーやバスケができるコートがありますが、機会が無くて行けてないので近いうちに行ってみたいです。

 

イギリスの気候

 イギリスに到着した9月中旬は、まだ夏の終わりという感じでしたが、11月になってすっかり冬になりました。イギリスは、曇りが多くて、通り雨でいつもお家のレンガが濡れているイメージがありましたが、その通りでした。この2ヶ月の間に何度も通り雨に降られましたし、曇りの長さのお陰で日光のありがたさを知ることができました。そんなイギリスの気候について、過ごしてみて気づいたことが二つあるので紹介したいと思います。

 一つは、冬の日照時間についてです。10月の終わりにサマータイムが終わると聞いていて、そこから多少日が出る時間が短くなるんだろうなと軽く思っていました。それが、思っていたよりも短くて驚きました。7時に起きても暗く、朝ごはんを食べるころにだんだんと明るくなります。そして、昼休み終わりの授業を受けている頃には、外がオレンジになってきます。これが変な感覚でおもしろいです。学校に行くだけの日なら問題ないですが、出かける日は気にしておかないと昼の景色が見れなくなるので気をつけています。

 もう一つは、イギリスの空気に関してです。着いた頃は、日本より空気が乾燥していて少しほこりっぽい匂いがしていました。これがヨーロッパの匂いなんだと思って過ごしていました。しかし、10月の終わり頃、朝晩だけでなく、昼間も寒くなり始めたとき、日本と同じ冬の匂いがしてきました。とても驚きました。なぜ一緒の匂いがするのかはわかりませんが、不思議な体験ができたのでとりあえずよかったです。その時期を境に、日本よりも断然寒い冬になりました。まだ雪が降るほどではないですが、来週あたりに降るみたいなので楽しみにしています。