Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ハートフォードシャー大学
2023年12月号 国際学部 N.M

  治安、危険を感じたこと、トラブルについて

個人的な意見になりますが、私がいるハートフィールドという町は安全でとても治安が悪いとは言えません。反対に、面識のない人とでもすれ違う際には挨拶を交わしたり、店員さんに質問しても親切に答えてくれるので人々の温かみを感じます。しかし、知らない町へ出かける時はより一層気を付ける必要があります。人が混雑している地域・場所ではスリに合うかもしれないです。

 

ここからは、私が実際にしている三つの対策についてお話します。まずは、体に密着する肩掛けバッグの使用です。バッグを背ではなく、お腹の前に調節して管理できるので安心です。荷物を多く持ち歩くことは、管理が大変なのであまりお勧めはしないです。二つ目は混雑エリアの回避です。有名な観光地に限っては不可能ですが、駅や電車の中ではスペースがあるところを探し、乗車したりポジショニングを取ります。最後の対策は、現地の人になりきって堂々と立ち居振る舞うことです。何だかんだ人は見た目で判断しがちで、ターゲットになってしまうことがあるかもしれません。実際、私は中国人だと勘違いされ、中国から観光で来たであろう人に中国語で話しかけられました。言語に問わず、道端での勧誘などには基本的に相手にしないことが大事だと思います。外に出かけるときは出来るだけ周りの状況を見ながら、携帯電話に夢中にならないことをお勧めします。

 

クリスマスシーズンについて

イギリスの12月はクリスマスムード一色です。大学のキャンパス内でもライトアップされた木や置物などがありました。授業に関しては、クリスマスの2週間前に一旦お休みになります。クリスマスは学生だけでなく、教授の方々からスタッフの方々まで全員が休暇に入るといった感じでした。クリスマスに近づくにつれて大学内が静かになっていく雰囲気がとても新鮮で、多くの人にとって、一年に一度の大切な時間なのだと感じました。現地の人々は、家族や親戚と時間を過ごすのが一般的だと伺いました。留学生の中には、母国に帰国したり、旅行へ行ったりと様々でした。大学のイベントも2,3回あり、リラックスしながら多くの人々とゲームをしたり食事をする機会もありました。

 

クリスマスシーズンで気を付けていただきたいことが一つあります。それは、クリスマス当日はスーパーからカフェ、ショッピングモールなどほぼすべてのお店が閉まるということです。先ほどお伝えしたように、学生だけが休暇というわけではないので、必要なものがあれば事前に購入しておく必要があります。クリスマス当日だけでなく、その前後も営業時間が変わっているケースが多いので、調べることが重要です。(ネットで調べたら、ホームページに記載してあります)

日本とは雰囲気がかなり違いましたが、是非現地のクリスマスを実際に体験してみてください。