Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ユヴァスキュラ応用科学大学
2022年8月号 国際学部国際学科 S.K

【オリエンテーションについて】

 オリエンテーションは8月17日と8月19日の二日に分かれて行われ、どちらもzoomでのオンライン開催でした。また、録画も残されており、何度でも見返せるようにされていました。私はその時期にはフィンランドへの渡航ができていなかったため、とてもありがたかったです。一日目二日目ともに午前中には、大学の設備についての説明や学生向けの寮に関する説明などがあり、午後からは学部ごとのミーティングが行われました。私の学部のミーティングは対面で行われていたため参加することができませんでしたが、全員参加というわけでもなく、問題はなさそうでした。zoomでの開催であるため、学生はわからないことがあれば気軽にチャットで質問ができ、またオリエンテーション終了後から授業実施までに2週間ほど時間があるため、到着が遅れてしまってもほかの学生と同じようにスタートさせてもらえるのはありがたかったです。

 

【留学前の準備について】

 私はこれが初めての留学であり、またフィンランドはメジャーな国ではなかったため、留学準備の段階でわからないことが多くありました。今回はそれらについて説明し、後にフィンランドへの留学を目指す学生の役に立つことができたら良いと思います。龍谷大学の交換留学生として推薦されるまでの過程は交換留学生の募集要項から確認できると思いますので、それからの私の流れを説明したいと思います。これは私の留学しているユヴァスキュラ応用科学大学やフィンランドでの流れだったので、他の大学や地域では違うかもしれないです。

 まず、龍谷大学から交換留学生として認められた後に必要だったことは大きく分けて二つあります。 一つ目は留学先の大学への申し込みです。私の場合は、4月ごろに申し込みフォームの案内が来て名前や住所や成績などを登録して、5月末ごろに受け入れ先の大学から正式に交換留学生として認めてもらえました。その後はそのフォームを通して授業選択なども行います。

 二つ目は、留学ビザの取得です。私はこれが一番難しかったです。フィンランドでは3か月を超える滞在をする際にはビザの取得が必要なのですが、こちらはフィンランド移民局のオンラインサービス「Enter Finland」からすべて自分で登録して申請していかないといけません。私はこのEnterFinlandで申請してから実際にビザを手にするまで1か月強かかりましたがそれでも早いほうだと思います。ですので、早めに動くことをお勧めします。また、申請をしたのちに東京にあるフィンランド大使館へと行かなければならず、その予約を取ることが難しいこともあるため本当に余裕をもって動かれたほうが良いです。

 

私は留学ビザの申請がなかなかうまくいかずにくじけそうになってしまったこともありましたが、それでも周りの大人たちや留学サポートデスクの方々が手厚くサポートしてくださったおかげで何とか今現在留学できています。私も同じように、後の交換留学生の支えになれるような情報を記していきたいと思います。

 

寮の近くの湖フィンランドの森