Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

カトヴィツェ経済大学
2023年2月号 国際学部 R.M

①日本から持ってきてよかった物

今回は日本から持ってきてよかったもの、そして持って来なくてよかったものをいくつか紹介したいと思います。

日本と遠く離れたヨーロッパでの生活をするにあたって、ある程度は調べていても、実際、現地で何を手に入れることができて、何を手に入れられないのかなどを詳しく知ることができなかったので不安はありました。しかし、住めば都という言葉があるように暮らし始めてみると、不自由に感じることや、問題に直面することはそこまでありません。その中でも日本に持ってきてよかったものはいくつかあるので、先にそれらを紹介したいと思います。

まず一つ目は調味料です。これは持ってきたらよかったなと思ったものです。この町には、アジアの調味料を売っているお店はありますが、小さい上に、全て高いです。食にこだわりのない方であれば、必要ないでしょうが、なんせ和食しか作れない私はそれらがないおかげで調理のレパートリーがだいぶ減りました。結局購入したのですが、それがなければ毎日パスタかハンバーガーを食べていたと思います。次に、スキンケアや化粧品等です。こだわりがある人は絶対に必須です。ポーランドでももちろん国際的に有名なブランドは購入できますが、日本のものを使いたいと感じる方は一年分持ってきておくと困らないと思います。そして最後は、小さめのキャリケースです。キャリケースは普通もっていくだろ!と感じるかもしれませんが、私が持ってきたのは一番大きな規格のキャリケース二つで、これでは近場の旅行にはそぐわないし、どうせ持ってくるなら小さめのものかボストンバックにすればよかったと後悔しています。とは言いつつ、でかいキャリケースを二つも持ってきたという人をあまり見たことがないので、私が考えがなさすぎるのかもしれませんが、ヨーロッパ旅行目当ての人は小さめのキャリケースがあるだけで旅行しやすくなると思ったのでここで紹介しました。他にも、慣れ親しんだ薬や寒がりの方であれば、ヒートテックなど定番のものもありますが、私はほぼ着用しませんでした。

②日本から持ってきてよくなかった物

次に持って来なくてよかったものを紹介します。まず、服です。これは本当に必要ありません。大学生活ではおしゃれな服も着る必要もないし、むしろ浮きます。私はかさばるトレーナー等を多く持ってきてしまいましたが、古着屋でも十分購入できるため必要なかったなと後悔しています。古着でも良いという方なら、とても安くで購入できるため、こちらで購入して処分して帰れば良いと思います。また、生理用品もいくつか持ってきたのですが、こちらのものの方が品質が良いように感じました。最後は、インスタント食品です。これらは、こちらに到着してすぐの混乱している中で、買い物に行かなくても良いように持ってきていたのですが、到着してすぐに買い物に行くことができたので、まだ食べずにおいてあります。こちらの文化圏では、加工食品を日本ほど消費しないので、私も自然にインスタントをあまり食べなくなりました。キャリーバックの荷物が限られている中では削れた部分だったように感じます。

最後に荷物が多くなってしまってどれを省いて良いかわからないという方にアドバイスするとしたら、荷物は本当に最低限で大丈夫だということです。物価も高くありませんし、こちらで購入する方が荷物も減ります。留学前は遠くの異国に行く不安もあると思いますが、ここで生活をする人がいる限り、生活用品、食品なんでも揃えることができますし、十分に便利な町です。