Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

キエフ大学
2013年8月号 国際文化学部 K.J

余暇の過ごし方

今年、キエフ大学の留学生の休暇は長く、6月の上旬から始まりました。

私はキエフの町を散策したり、ウクライナ国内・国外へ旅行しました。寒く雪ばかりの冬とは対照的に夏のキエフは過ごしやすく、散歩するには快適でした。ウクライナには黒海へ流れるドニエプル川があります。そこではたくさんのウクライナ人が水浴びや日光浴に訪れていて、とても賑やかな場所でした。そこではクルーズも行われていたので、友人と一緒に船から眺めるキエフの景色を楽しみました。休暇の後半は友人のウクライナ人と散歩をし、観光地を案内してもらったりお互いの国の言葉の意味や文化の教えあいをして過ごしました。

ウクライナ国内の旅行はオデッサやヤルタ、カムネツポジェレスキー、ホーチンという所へ行きました。オデッサとヤルタは黒海に面した場所に位置しているので夏に訪れるにはいい場所です。カムネツポジェレスキーとホーチンはウクライナの西部にあり、古城と自然が美しい場所でした。

また、国外へはポーランドとチェコ、ドイツ、オーストリア、ハンガリーに行き、約一ヶ月を利用して旅行しました。

 

7月の初め、オデッサで日本語を集中して学ぶキャンプが企画され、私もそれに同行させて頂きました。参加する人々は私が通うキエフ大学を含むウクライナ国内各地の大学で日本語を学んでいる生徒さんが多く、中には趣味で日本語を勉強されている方もいました。

活動は午前中日本語の授業を行い、お昼から文化体験をして残り時間は就寝まで自由行動というスケジュールでした。オデッサは海に面した地域なので海水浴に来た人々で賑わい、レストラン等のお店もたくさん並んでいました。キャンプ中、私は授業や文化体験のお手伝いをしたり生徒さんと一緒にホテルの側にあった海に行ったりしました。交流している間、自ら積極的に行動している彼らは言葉だけでなく文化や生活等、日本にについてもっと知りたいという強い意思を持っていることが感じられ、現地の人々と関係を持てただけでなく日本人としてうれしい企画でした。