Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

キエフ大学
2013年9月号 国際文化学部 K.J

カルチャーショックについて

ウクライナに留学して半年が経ち、キエフでの生活に随分慣れたと思います。この半年の間、大学の授業やウクライナ人との交流等、毎日の生活でカルチャーショックを受ける事もありました。

まず初めに私が驚いたことは、ゴミの分別をしない事でした。日本ではゴミの分別は絶対ですが、ウクライナは分別せずにそのまま捨てる事が当たり前になっています。マクドナルドでも同様で、他のゴミと一緒にジュースが入っているカップをゴミ箱に捨ててしまいます。

また水道水が飲料不可であるため、水を購入しなければならない事やトイレットペーパーを流してはいけない等、日本では全く考えられなかった事もあります。

大学の授業でもカルチャーショックを感じました。

基本的に授業は指定された教室で実施されるのですが、何の予告も無く教室が変更したり休みになったりします。まれに他のクラスと合同で授業を行なったり、博物館や公園へ散歩することもあります。

さらにメトロや外を歩いている時、椅子に座っていたりすれ違うウクライナ人が鞄から出した果物を丸かじりしている姿を見かけることもあり、日本で見かける事の無かった光景に驚きました。

 

留学先での日本人との交流

現在キエフ大学に留学している日本人は、私と他大学から来ている生徒さんを合わせて数人しかいません。ロシア語だけでなくウクライナ語を学ぶことを目的に来ている中国人や韓国人留学生さん達に比べ、日本人留学生はほとんどいません。ですが、ウクライナの他の大学に正規生徒として入学されていたりウクライナに住んでいる方々もいて、そうした方々とお会いすることも留学生活での一つの楽しみになっています。

お互いの近状やおすすめの観光地やお気に入りの公園、時にはガイドブックには書かれていない興味深い博物館や美術館等の情報を教えてもらったり、案内してもらえたりすることがあります。また、その人のウクライナ人の友人を紹介してもらえたりもするので更に留学生活が楽しくなると思います。