Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ロイファナ大学リューネブルク校
2015年10月号 理工学部 K.U

<環境について>

ドイツに来て二ヶ月になるが様々なことが日本と違い驚きの連続である。それは大学のサービスにおいても言えることである。その中でもドイツの大学の特筆すべきサービスとしてセメスターチケットがある。セメスターチケットとはその大学に所属する学生が毎学期、サービス料を払うことで購入できるチケットである。このチケットがあるとその大学がある州の全ての公共交通期間が無料で利用できる。私の場合だと、ロイファナ大学はニーダーザクセン州にあるのでニーダーザクセン州内ならば自由に移動できるということである。このチケットのおかげでドイツ第2の都市であるハンブルグにも無料で行くことが可能なので非常に嬉しいサービスである。ちなみに私はこのチケットを紛失してしまったのだか、再発行は5ユーロという安さでできた。

 

またそれとは別に驚いたのは毎週水曜日と土曜日の午前中は市庁舎前で市場が開かれていることだった。市場では新鮮な野菜や果物、肉、魚、チーズ、パンなどその他にもいろいろなものが売られている。土曜日は特に賑わっておりお祭りのようになっている。またこれはリューネブルクだけでなく様々なところで開かれている。上で述べたセメスターチケットを使ってハンブルクの市場に行くこともできる。普段スーパーで買うものより新鮮な食材が安く手に入るので自炊をする上ではこの市場は欠かせないものである。

 

 

<日本から持ってきてよかった物>

ロイファナ大学はドイツ北東部のリューネブルクにある。北海道よりも緯度が高い場所にあるので渡航前の私はさぞかし寒いところなのだろうと思っていたが、大きめの上着などはかさばるので持って行かずに現地で買えばいいと考えていた。実際にドイツに行くと9月中は暖かく日中は半袖でも出歩ける気候だった。しかし10月になると急に冷え込み、最低気温は一桁が普通のような気候になった。私はこのとき大きめの上着を持ってこなかったことを後悔したがヒートテックとカイロを持ってきていたため寒さをしのぐことができた。ちなみにドイツではユニクロはまだベルリンにしか出店してないため現地でヒートテックを入手することは難しい。カイロにおいてはもちろんドイツでは購入することができないので持ってきてよかったと言える。

 

もう一つ持ってきてよかったと思えたのが少し大きめのバックパックである。ドイツではスーパーなどで買い物をした際には基本的に袋はもらえず、買い物袋を持参するか売っている袋を買わなければいけない。また日曜日はスーパーは定休日なので買いだめをしようしてと一回の買い物の量が多くなることが多々ある。このときにバックパックがあると買い物袋以上のものが詰められる上に、背負えるので非常に楽である。もちろんバックパックなので二泊三日ほどの小旅行にも使えるので留学には最適である。