治安について
今回は、私がこの4ヶ月間住んでいた経験に基づいて、リューネブルクの治安について紹介したいと思います。
リューネブルクは小さな街で、全体的に治安は非常に良いと思います。研究が忙しく、少し郊外に住んでいるため、研究室から家に帰るのが遅くなり、バスがない時は、夜9時過ぎに学校から約4kmを一人で歩いて帰ることがよくあります。早朝や深夜に市中心部や駅から一人で歩いて帰ることもありました(お勧めしませんが)。これまでに安全上の問題は一度もありませんでした。しかし、最初に来たとき、自転車をちゃんとロックしなかったため、DB駅で自転車を失くしました。ドイツの友人によると、リューネブルクでは自転車の盗難がよくある以外、他の安全上の問題はほとんどないそうです(コロナ前にはホームレスもほとんどいなかったらしいです)。また、ハンブルクのバスターミナルで知らずにバックパックのジッパーを開けられた経験が2回あり、ホームレスにお金を要求されることもありました。ハンブルクのような大きい町に行く場合は、気を付けた方がいいと思います。
また、最初は交通規則が日本とは逆で(車両と歩行者は右側通行)、最初のうちは外出する際に少し緊張しました。自転車での移動時も、市内の一部の道路では自転車に乗ることができない、または18時以降に乗ることができる、一方通行の小道があるなど、道路標識に注意が必要です。しかし、学期が始まると、学校で交通安全の授業を開催しますので,あまり心配する必要はありません。
クリスマスマーケット(Weihnachtsmarkt)
12月といえば、やはりクリスマスの季節ですよね!ドイツの多くの都市では11月末からクリスマスマーケットが始まります。リューネブルクでは今年、11月28日から12月24日まで市庁舎の前の広場で公式なクリスマスマーケットが開催されました。12月に出かける際には、主に様々なクリスマスマーケットを散策しました。クリスマスマーケットでは伝統的なスナックや雑貨、そして最も人気のあるクリスマスドリンク「グリューワイン」があります。公式のクリスマスマーケットの他にも、リューネブルクには約10以上の私営で小規模なクリスマスマーケットがあり、それぞれを訪れるのも楽しいです。リューネブルク以外にも、異なる都市のクリスマス市を体験するのは面白いです。各都市のクリスマス市には特別なグリューワインのカップがあり、注文時にはドリンクと一緒にカップのデポジット(約3-5ユーロ)が請求されます。飲み終わった後、カップを返却すればデポジットが返金されますが、カップが気に入った場合は持ち帰ることもできます。私は各都市のクリスマス市を訪れるたびに、カップを集めています。特にハンブルクのクリスマス市はお勧めです。規模が大きくて人出も多く、非常に賑やかです。最も特別なのは、毎日3回、サンタクロースが空を飛んでいく様子を見ることができます(ベルリンにもあります)。冬の学期は天気が冷たく、夏の学期ほど快適ではないですが、ヨーロッパでクリスマスシーズンを過ごすことができるのは非常に楽しい体験でした。