Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

リネウス大学
2010年12-1月号 経営学部 K.U

まずスウェーデンのクリスマスについてお話しします。ちなみにスウェーデン語でメリークリスマスはGod julです。

11月中頃からあちこちでクリスマスマーケットが開かれ、クリスマスのかわいいグッズを手に入れることができます。vaxjoは小さな街ですが、メイン通りはイルミネーションが飾られ、広場には大きなツリーが出されクリスマスモードはしっかり出ていました。

また外を歩いていると、どの家庭でも窓際にクリスマスの飾りつけをしてあり、とてもいいなと思いました。

そして12月13日はルシア祭というものが行われました。

上手く説明することはできないのですが、主に小学校などで行われるもので、みんな白い服を着て、歌を歌います。一人の女の子がルシア様に選ばれ、その子はろうそくが乗った冠をつけています。この日からクリスマスが始まる!という感じがしました。

私は街の教会で行われるものを見に行きました。それは高校生がパフォーマンスをするものでした。この街にこんなに人がいたのか!というくらいたくさんの人が訪れていました。やはり大きな意味を持つイベントのようです。歌だけでなく、ダンスなども披露してくれてとても良かったです。ただ、ルシア様は歌も歌わずただ立っているだけだったのでよく分からなかったです。 笑

そしてルシアパンというものがあります。サフランが入っているので黄色く、レーズンが入っています。ジンジャーカーカといってスウェーデンで有名な生姜味のクッキーもクリスマスに食べるものです。その他にも温めたワインのようなものにナッツとレーズンを入れて飲んだりします。

クリスマス休暇という名の冬休みが12月22日ごろから1月10日ほどまでありました。とっている授業によって長さは変わってくると思います。留学生が早くから旅行の計画をたてていました。ヨーロッパの国からの留学生は自分の国に帰る方が多かったと思いますが。

私は23日にここを出発して、クリスマスをパリで過ごすつもりでした。はい、つもりでした。しかし、デンマーク、コペンハーゲンの空港に行くまでの電車が雪の影響で動かなくなり、飛行機に乗れませんでした。結局、クリスマスイヴはコペンハーゲンで過ごすことに。しかし、街は閑散としていてお店も開いていない・・・。クリスマスは家族とのんびり家で過ごすものなのでクリスマスイヴとクリスマスは、街はお休みという感じなのです。

飛行機は取れなかったので、25日の朝にコペンハーゲンから電車でパリを目指すことにしました。途中で電車から降りるように言われ、何ごとかと思ったらなんと電車がそのままフェリーに乗ってしまっていました。デンマークとドイツの間にある海を渡ったのでした。

この日の夜にはパリに着くはずだったのですが、ドイツ鉄道も遅れ、ケルンで一泊しなくてはなりませんでした。ホテルはドイツ鉄道持ちだったのでタダで泊まることができましたが。また、電車で日本人の男性に声をかけてもらい、ホテルの手続きなどを、ドイツ語が分からない私たちに代わって全てやってくださいました。その人にケルンも案内してもらい、逆に良かったかもしれません。

という訳でパリに着いたのは26日の午前中でした。パリでもちろん観光しましたが、辿り着くまでの長旅の方が思い出に残る旅となりました。

ニューイヤーは大みそかにストックホルムに向かい、友人の家でおいしいごちそうを頂きました。0時になる少し前に外に出ると、あちこちから打ち上げ花火が上がっていました。イベントとして打ち上げているものもあると思いますが、個人で打ち上げているものも多いです。私たちも打ち上げました。シャンパンを手に持ちながらみんなでお祝いをしていました。

そして1月の4日にストックホルムからロンドンへ向かいました。

ロンドンも寒いのかと思っていたのですが、スウェーデンよりだいぶ暖かく、雪もなかったので驚きました。あまり時間がなかったので、十分に観光できなかった気がします。またの機会を楽しみにしたいと思います。というのもロンドンに行った一番の目的が買い物だったからです。笑 どの店でもSALEをしていて、ついつい時間を使ってしまいました。今更ですが、スウェーデンの物価の高さを思い知った気がしました。

一番の思い出はミュージカルを観に行ったことです。観たのは「MAMMA MIA」です。まさにスウェーデンとイギリスの融合!

本当に楽しい時間でした!

冬休みはこの様に存分に楽しみました。