Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

リネウス大学
2011年1-2月号 国際文化学部C.N

冬休みのこと

スウェーデンでは日本の大学と同じように2セメスターに別れており、8月後半~12月後半までと1月中旬~6月前半までになっています。私は前期に4つのクラスを取っていたのですが、ほとんどが8月後半から一斉に始まり、3カ月程度で終わってしまったので11月の後半~1月の中旬まで長い冬休みがありました。行く前にスウェーデンは冬になると日がすぐに落ちてしまうので精神的に辛くなると聞いていたのですが、友達とキャンパス内にあるテニスコートでテニスをしたり、映画を見たりパーティーしたりと楽しく過ごせました。

また11月にはJapanese Dinner Partyがあったため、かなり忙しく毎日があっという間に過ぎていきました。12月になるとほとんどの学生の授業が終了し、みんな休暇に入るので、毎日のようにいろんな寮でパーティーがありました。中には半期で国に帰ってしまう子もたくさんいたためその子達のためにみんなでGoodbye Partyをしたりしました。また、さすがヨーロッパというか、ほとんどの学生がクリスマスを自分の家族と過ごすみたいだったのでみんなクリスマス前には帰ってしまいました。私の友達は国が遠かったり、クリスチャンじゃなかったりと帰る子があまりいなかったのでみんなで“Christmas Dinner Party”をすることにしました。日本でも友達とかとクリスマスパーティーをしたりすることもありましたが、今回はすごく本格的なPartyをしました。まずメキシコ人の男の子2人が七面鳥を買ってきて朝から何時間もかけて七面鳥に丸焼きを作ってくれたり、ほかにもハムやポテトなどクリスマスにちなんだ料理をふるまってくれました。そのあとも音楽をかけてみんなで踊ったりカードで遊んだり夜遅くまでみんなでワイワイと騒ぎました。日本ではできないクリスマスを体験できてとても嬉しかったです。

12月の初めごろにみんながぞろぞろ帰国する準備を始めている頃に、友達と二人でフィンランドにあるサンタ村に行こう!!といきなり決めて急いでチケットをとり、3泊4日で旅行することにしました。今まで授業の関係もあって私にとってここに来てから初めての旅行でした。一つわかったのが旅行する前に色々計画立てるのがすごく面倒くさいです。バスや電車、飛行機の時間を調べたりホテルの予約をしたり急ということもあって大変でした。

そしてクリスマス前だということで普段ではありえないほどチケットが高かったです。もちろん日本から行くことを考えればたいした事ないのですが、電車だけでも2倍3倍の値段になっていました。それでもサンタ村でサンタクロースに会いたい!!と思いVäxjöからCopenhagenまで電車で行きそこからフィンランドに入りました。ヘルシンキについた時はすごく都会!!!と思いました。夜だったこともあって人もたくさんいてちょっと危険な感じもしました。

次の日にサンタ村に向かったのですがサンタ村はフィンランドの北にあるロバニエミという街にあるため。ヘルシンキから夜行電車にのり16時間ほどかけて行きました。これが私にとってすごく辛く着いた時には体のあちこちが痛かったです。そのまま荷物をホテルに預け、いざサンタ村に行きました。平日ということもありそんなに人は多くなかったのですが、日本人のツアーの人がたくさんいました。サンタ村自体は広くライトアップされており幻想的でとても綺麗でした。トナカイなどもいてソリを引いてもらうことも出来ました。

しかし私が想像していたサンタ村はサンタクロースで埋め尽くされていて格国のサンタと会えると思っていたのですがそうじゃなかったです。サンタクロースは実際には一人で写真をとるところにいました。しかし、本物?!のサンタクロースを前に友達と大はしゃぎしてしまいました。少しだけ会話もできたのですが、今スウェーデンで留学してるよ!というとじゃぁスウェーデンにクリスマスプレゼント届けるね!と言ってくれました。時間の関係(6時か7時に閉まるの)でほんの少ししかいられなかったのですがとてもいい思い出になりました。

その後はまた20時間ほどかけて今度はスウェーデンのストックホルムに行きました。朝から夕方までストックホルムを観光する予定だったのですが二人とも疲れていて観光する気力もなく、ストックホルムはまた次回に行こう!という事になりそのあとは電車の時間まで二人して駅のカフェでぶっ倒れました。短いようで長い旅行でした。でもすごく楽しくてその旅行でたくさんの人と友達になり、けがもなく無事にかえってこれたので、良い経験となりました。