Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

リネウス大学
2012年3月号 国際文化学部 C.N

■日本から持ってきて良かったと思うもの

一番持ってきて良かったと思うのはやっぱり日本の食品です。寮では自炊なので、料理ができなくても自炊するしかありません。はじめのうちはパスタなど簡単な料理を作ってたべるのですが、だんだん日本食が恋しくなってきます。Växjöの近くには日本食を売っている店がありません。近くのスーパーなどにも多少の日本食で使う調味料などは売っていますが、量が少ない上にとても高いです。なので、持って行けるのであればその方が良いと思います。とくにダシなどは日本独特のものなので、持って行くことをお勧めします。また寮には様々な国からの留学生が住んでいるのでパーティーなどで自国の料理を作ってみんなにふるまうということもよくあります。その時にあると便利だと思います。あとは日本茶のティーパックです。スウェーデン人はよくfikaというものをします。Fikaといのはみんなでコーヒーなどを飲みながら話をしたりすることなのですが、ここに来てコーヒーやティーなどを飲む機会が増えました。私も友達とFikaするのですが、日本好きな子とかは日本のお茶にトライしてみたい!と言ってきたりするので、友達にお茶のティーパックをあげたりします。色々種類はあると思うのですが、中でも人気だったのが緑茶でした。これはわたしも意外でした。そういった意味で持って行くのをお勧めしますが、Växjöの街のカフェでもふつうにメニューとしてJapanese Teaがあるのでただ単に飲みたい!!という方は街に行けば飲めます。

■現地の学生、友人について

リネウス大学には様々な国からの留学生がいます。学校にある寮やアパートメントはいろんな人種の人がいてとてもおもしろいです。私はすごく仲の良い友達がいて、出身はメキシコ、ドイツ、イラン、スウェーデンです。みんなそれぞれ国が違うので、一つのトピックについて話す時でも日本ではこうだけど、他の国ではまた違っていたりとすごく楽しいです。前にみんなで集まって話をしていた時に、学校に何で通っている?という話になり、私がバスとかだよ。というとメキシコの友達がバスとかあり得ない!!と言い出して話を聞くとメキシコではバス亭があってないようなものなので、どこからでも手をあげれば乗れるらしいのですが、時刻表もなく手を挙げても運転手に気づかれなければそのまま素通りされるみたいで、学校に行くときにバスを使うと絶対遅刻になるらしいです。日本では考えられないような話がたくさんあって、何気ない会話でもとても面白かったりします。休みの日はよくみんなで学校のテニスコートでテニスをしたり、散歩にいったりします。金曜日とかだとCorridor に集まってお酒をのんで歌ったり踊ったり、たまに学校内にあるクラブにいったりもします。また誰かの誕生日になるとみんなで密かに誕生日パーティーの計画を練ってサプライズしたりと、会ってまだ少ししか経っていないけれど、一緒にいると楽しい仲間ができました。行く前に掲げていた目標が達成できたかなと思います。

■スウェーデンでの買い物

北欧は物価が高いイメージがあったのですが、スウェーデンではさほど高い!!とは感じません。ものによっては日本では何十円で買えるのに・・・というものもありますが、日本の価格とほとんど変わりません。スウェーデンでは消費税が25%で、世界でもっとも高い国とされていますが、25%というのは食料品、公共交通、本などの出版物以外のものにかかる税なので、食料品などで果物や野菜なんかはむしろ日本よりはるかに安いです。ちなみに食料品にかかる税は6%で日本の5%とほぼ同じです。服なども税が入っていても日本と同じくらいだと思います。H&Mだと安く日本でいうUNIQLOといった感じです。他にもダウンタウンではカフェがたくさんあります。百円ちょっとでおいしいコーヒーが飲めます。ケーキの種類はどこも似たようなのですがとてもおいしです。