授業紹介
“intercultural communication” というまさに国際文化学部の英訳そのものの授業を紹介します。国際文化学部からしたら授業の名前を聞いただけで興味をそそり、即受けることを決定しました。受講者もほぼ留学生で二人ほどスウェーデン人がおり、このような文化関連の授業は多くの国が集まるほど共有できることも多くなるのでそれぞれの意見はとても興味深いものでした。春学期の一番初めに行われたのでカルマルから引っ越してきた僕には周りの留学生と知り合うのにもいい機会でした。授業内容は正直これと一言で言えるようなものではなくとても範囲が広いです。collevctivism, masculine, language などを説明されそれを国に当てはめていき、また僕らも自分の国について意見を言っていったりグループになりディスカッションをしたりします。言語的な問題もあるかと思いますが、やはりこのようなディスカッションになると他の留学生に圧倒されてしまったりして意見が言えないということがあり勇気を出してもっと積極的にならなければと考えさせられることがありました。たとえ英語が下手くそでもゆっくりでもみんなは聞いてくれるので変に意見を言うことに怖がってわいけないと気づきました。この授業はカルマルで開講されているのでベクショーでは残念ながら受けられませんが似たような授業がベクショーでもあるそうです。
留学先での日本人について
僕と同じように留学生として来ている日本人について思っていることを書きたいと思います。留学にあたって留学先にどれだけ日本人がいるのかというのは一つ大きな問題でもあると思います。やはり、せっかく違う言語を学び異なる文化を経験しに行くのだから日本人は少ないほうがいいと思うでしょう。僕もそう思っています。紹介したことがあると思いますがリンネには30人近く日本人が今期留学に来ていてそれでもいつもより少ないというので驚きました。また前期には日本人が主催して行なうビックイベントもあるので初めのほうから日本人同士での交流がフル活動していました。このイベントは毎年行われ、たくさんの学生が楽しみにしてくれているので半強制的にやらなくてはいけませんが、僕にとってはとてもいい経験になったので、これはこれで一つ留学先でやったことの一つとして自信を持って語れます。本題に戻って、一つこの大学のベクショーには日本人そして日本に興味を持っている学生が本当多いということです。ちなみに、カルマルには全くいません。龍谷から来たのは僕ともう一人一緒に来た人が初めてというくらいですから。だから後期からはこっちを選んだんですけど、毎年バラバラだと思いますが、今年は男6人他女子という男女比です。また年齢も三回四回が多く僕と同じ二回は6人でした。外国だと年上年下関係なく交流できるのでみんな名前やニックネームで呼びあいそういう関係は日本ではあまりできないので僕は好きです。日本では仲が良くても上の学年を友達というには抵抗がある環境だと思っており今まで上の学年とは実際あまり交流がありませんでした。しかし、海外では日本人以外もみんな年齢は気にせず付き合っているので、この環境はなかなか日本にはなくここが外国の良さだと思っています。また年上が多く、僕よりも知識や経験が豊富な人が多くとても勉強になり、良いものをたくさん吸収できたと思ってます。
前期にはたくさん日本人がいて後期に移り急に日本人がいなくなったので、正直に言うときついです。たまにベクショーにかえるんですがそこの心地ちよさには素晴らしいものがあります。きっと大学のレベルが上がれば上がるほど日本人の数は少なくなります。特に英語圏に行っている僕の友達のなかには日本人がほかにいないというのをよく聞きみんな早く帰りたいとか日本が恋しすぎると言っています。日本って素晴らしいですね。やはり、自分と同じ感覚を持つ人の存在は大きいと感じました。特に食べ物に感じてはヨーロッパ人と一緒にご飯を食べることは少なくアジア人とよく一緒にご飯を作って食べます。まずご飯を食べる時間が全く違います。こっちの人は毎日バラバラですしあんまり食べません。正直なところ日本食を作ってあげても僕もむこうも喜びが少ないのが事実です。寿司は人気ですが。それに代わって日本人やアジア人と食べるご飯をやっぱりおいしいです。しかし、この経験は日本にいては絶対に分からないことでとてもいいものだと思っており留学は僕の人生でかけがえのない一部になりました。