Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

リネウス大学
2014年2月号 国際文化学部 T.T

余暇の過ごし方

ここスウェーデンには日本にあるような娯楽はありません。友達とカフェに行っておしゃべり、週末はお酒を飲んでパーティー。これがスウェーデン人の余暇の過ごし方です。僕ら日本人はよく一緒に日本食を作ったり、ほかの国の友達と同じようにご飯をすることが多かったです。基本、誰かとご飯を食べる約束がほとんどでした。僕はクラブでのパーティーも特別なイベントの時しか行きませんでした。あとは日本に興味があるこっちの学生と一緒にジブリなど日本の映画を見ていました。一応ダウンタウンには映画館やボウリング場がありますが行っている人は僕の周りではあまり見かけません。映画館は日本と比べると高いし、ここではみんなダウンロードで映画を見ています。ボウリングも一度しました。ここは意外と人気があるようで事前に予約が必要でした。晴れの日が少ないスウェーデンでは晴れたら喜び外に出て湖の周りをみんなで散歩したりランニングしたりしました。これはカルマルでもベクショーでもいえることです。日本にいるころに比べると授業回数が少ないことやバイトをしないことでその分の自分の時間が増えます。時間の使い方は人それぞれですが勉強や趣味など日本にいるより有意義な過ごし方ができると思います。

 

 

 

 

FIKAについて

Fika(フィカ) とは、スウェーデン語でcoffee break を意味します。カフェでお茶したり友達の家でお菓子と飲み物をもっておしゃべりすることをFIKAと呼びます。これもスウェーデンでの余暇の過ごし方の一つで、スウェーデン人は本当にこのFIKAが大好きです。授業が終わればFIKA、暇があればFIKA、夜遅くてもFIKAをします。ただのお茶の時間なのにこのFIKAというワードが愛着を沸かせて、周りではFIKAしよFIKAしよという言葉をよく耳にします。僕も好きな時間ですが一つ許せないのが夜の7:00くらいからFIKAを始める時があることです。この時間くらいにご飯を食べるのはたいていの国は同じです。(スウェーデン人は少し早めでした。)なので、この時間にみんなで集まるなら夜ご飯にすればいいのにと何度思ったかわかりません。しかし、友達としゃべるいい機会やスウェーデンでのいい文化体験になっています。