Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

リネウス大学
2016年2月号 文学部 T.C

①試験について

今のところリネウス大学で私が受けたのはスウェーデン語の試験のみです。他の授業では試験がないか、あるいは日々のペーパーを提出すれば試験はない授業をとっていました。今とっている授業ではプレゼンテーションやグループワークをこなして、試験は教室で受けるものではなく、自分のパソコンを使って、期日までに3つの質問に答えるというものです。9ページほど英語でペーパーを書かなくてはなりませんが、質問はかなり前からホームページにアップされているので、準備をしていればそれほど難しい試験ではありません。私はスウェーデン文学の授業を受けているので、リーディングが多くて授業の前準備が大変でした。シラバスによっては、試験の情報も載っているので、興味のある授業の情報は入念にチェックしておいたほうがいいです。

②スウェーデンのお酒事情

これから留学に来られる方の中には二十歳を過ぎて、お酒を飲まれる方もおられると思います。そんな方に覚えておいてもらいたいのはスウェーデンの酒の値段の高さと、お酒の買い方です。スウェーデンの特徴の一つとして、お酒の消費者に対して非常にストイックという点があげられます。飲酒による疾患、自殺者の多さなど、様々な問題から、1922年以降、酒屋はすべて国営化されたそうです。その名もSystembolaget といいます。ベクショーにはシティーセンターに一つ、それから少し離れた所、バスで15分ほどのショッピングモールに併設されている Systembolaget があり、私の知る限り二つだけです。スウェーデンでは酒税はアルコールの度数に応じて高くなります。酒屋に行って、お酒の値段が日本と比べて特別に高いというわけではありませんが、外食の際には気をつけたほうがいいです。場所によっては原価の十倍以上というところもあります。また酒屋の営業時間は平日10 am-18 pm、土曜日10 am-14 pm、日曜日は終日営業していません。営業時間が非常に短く、毎回IDの提示が必要なので、留学生の中には不満を漏らす人も多くいます。なのでお酒を買う際には計画的に週末の予定を考えて動く必要があります。日本のお酒も頼めば買えるので、ほかの国から来たお酒好きの留学生とあれこれ日本のことを喋りながら飲むのもおもしろいですよ。

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Asahi beer in Sweden