グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

リネウス大学
2017年10月号 国際学部 S.M

①環境について(大学施設/サービス、住居、街並みなど)

私が通っているリネウス大学は、スウェーデン南部のヴェクショーという小さな街に位置しています。このヴェクショーからストックホルムやコペンハーゲンなどの都心に出るには電車で約2~3時間かかります。そして、大きな空港も都心にあるため、他の国に旅行などをする際には少し不便なところを感じるかもしれません。ただ、勉強をする環境としては、このヴェクショーという街は適していると思います。大学には、夜中まで利用できる図書館や、学生を丁寧にサポートしてくれるStudent Center、学生向けに様々なイベントを企画してくれるStudent Unionなどがあり、留学生活を充実させる環境が十分に整っています。また、街の雰囲気も穏やかで特に大きな心配事もなく、安心して日々の暮らしを送ることができます。

 

②ツールとしての英語

私は留学していて、ふと思うことがあります。それは、「自分の留学の目的は何か」ということです。今すぐ思いつく回答としては、英語力を向上させたいからや、またその英語を通して様々な国の人たちと交流し、自分の価値観に幅を作りたいから、というようなことが挙げられます。とても当たり前なことですが、人が何か行動を起こす背景には、何かしらの理由が存在します。このことは、英語学習にも言えることであり、英語を学ぶ背景には何かしらの目的が存在します。しかし、多くの英語学習者はこの目的を忘れ、英語を話せるようになることに重点を置きすぎている感じがします。実際、私もそのうちの一人でした。私の場合は、様々な国の人たちと交流するためのツールとして、英語を学んでいたはずなのに、いつしか私は英語を完璧に話すことにこだわりすぎるようになり、目的のための英語ではなく、英語のための英語になっていました。確かに、英語を完璧に話すことできたら、よりスムーズに交流を図ることができます。ただ、これは目的達成に必要不可欠なことではありません。プラスアルファの点になります。極論を言えば私の場合、英語はまったく必要ないのです。私が話せないのなら、日本語を話せる外国人を見つければいいだけの話です。(私は英語を学ぶことで、日本語には無い英語独特の表現、つまり文化の違いを知り、そこから価値観を広げることができると考えているので、上記のような方法は実行していませんが)最後に私が言いたいことをまとめると、英語というのはある目的を達成するための一つの手段に過ぎなくて、大切なのは、その一つの手段にこだわり続けることではなく、自分の目的に対して、どのような手段があるのかを考えながら、様々な方法を試してみることだと思います。また、このように英語以外の選択肢を知ることで、英語学習に対する捉え方が変わり、気持ちが少し楽になるかもしれません。