Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

リネウス大学
2017年5月号 国際学部 M.I

 

1)カルチャーショックについて

言語

まず、第一に感じたカルチャーショックはやはりスウェーデン人の英語力に関してです。渡航前からスウェーデン人の英語力は英語が母語でない国で最も高いうちの一つとしてインターネットや以前に龍谷大学の交換留学生でスウェーデンに来ていた先輩方のマンスリーレポートを通して情報を得ていたのですが、実際にスウェーデンに来てそれを本当に実感しました。みんな英語をコミュニケーションの一貫として当たり前に話します。もちろん人により多少のうまい下手の差はあります。しかし、たとえ英語があまり上手でなかったとしても授業中などでは質問があればみんな恥ずかしがらずに手を挙げ英語で質問します。

トイレ

次にスウェーデンで暮らし始めて驚いたことはトイレです。男女の区別がありません。学校のトイレでさえも男女共通です。ここからスウェーデンのgender equalityがみられます。日本では当然考えられないことなので初めて目にした時はとてもショックでした。

歩道

他に感じたカルチャーショックは、歩道と自転道がきちんと分かれていることです。歩行者は左側を、自転車は右側を走ります。スウェーデンでは自転車は欠かせない交通手段、道が分かれているので自転車でも安全に通行することができるようになっています。また、信号のない横断歩道では横断歩道を渡ろうとしている歩行者がいれば、車は必ず止まってくれます。乗用車だけではなくバスやトラックも止まってくれます。スウェーデンでは歩行者が優先されます。

2)5月にしたこと

スウェーデンでは5月1日は春を祝うValborgです。春のValborgを迎えるとベクショーの天気は一気に良くなります。この日もすごく天気が良くみんなキャンパス内で外に出て一日中お酒を呑みながらBBQをしていました。5月はイケアミュージアムに行ったり、ヘラジカ(ムース)を見に行ったりしました。月の終わりにはストックホルムへも遊びに行きました。電車は出発の前日から座席が残っているとラストチケットで安くなるので片道3,000円くらいで行くことができました。ストックホルムは江戸時代から続く町並みとモダンな町並みがミックスされていて良かったです。スウェーデンの伝統料理であるミートボールをmeatballsというお店で食べることができます。値段は少し高いですが、国産のお肉を使用していてラムやネギなども選べて美味しいので是非機会があれば食べに行ってください。日本食が恋しいcafe stiernanでchilli garlic misoラーメンも食べることができます!5月後半にはシリアカップというサッカー大会を通してシリアへのボランティアが開催され、VIS主催のgoodbye dinerもありました。

ムースの写真です。