Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

リネウス大学
2017年9月号 国際学部 Y.Y

① オリエンテーションについて

ピックアップサービスの翌日の8月24日から26日の三日間、オリエンテーションが行われました。オリエンテーションでは、スウェーデンでの学校生活についてや、スウェーデンの警察官を招いてのスウェーデンでの規則の説明、図書館や学校の建物の説明、試験の登録や受け方などをすべての留学生を対象に説明がありました。かなり日本とは、違う部分があり、戸惑うこともありましたが、他の留学生も同じように戸惑うところがあったため協力して最初の登録などを済ませました。オリエンテーション中は、イベントも同時にあり、たくさんの友だちを作れたと思います。ただし、最初は、国ごとでグループを作っていることが多く感じました。そのため、違う国のグループに話しかけるのには少し努力が必要だと思いますが、一度話しかければ、とても優しく接してくれてとてもうれしかったです。オリエンテーションでは、留学生が参加しているため、現地のスウェーデンの学生と会う機会は少ないですが、バディプロブラムやフレンドファミリーなどでスウェーデンの友だちを作ることができると思います。バディプロブラムとフレンドファミリーについては、派遣決定後に招待が届くので、是非申し込んでみてください。

②リネウス大学の日本語クラスについて

日本語の授業が一般、または、留学生向けに開講されています。今年は、以前までインターンを務めていらっしゃった方の任期が終わり、新たにインターン生として関西外国語大学の卒業生の方が日本語のクラスを持っていらっしゃいます。国際学部国際文化学科では、実践プログラムが必修単位として課されており、スウェーデンと日本の日本語教育の実態の比較を実践プログラムとして調査することを計画していました。そのため、事前に連絡をして履修した授業とは別に日本語クラスに参加させてもらっています。クラスはおよそ10~15人程の初級日本語の授業で、学習者のレベルやモチベーションも様々です。例えば、ある学生は日本の”マンガ”がきっかけで日本語を勉強していたり、ある学生は家族の中に日本人がいて、自分自身も日本語を話したいと思ったことがきっかけで勉強していたりと、とても興味深いことがたくさんあります。スウェーデンでは、大学に行くまでに、英語と選択外国語を学びますが、日本語を選択できる学校は少なく、ほとんどの学生が、初めて大学で日本語を習います。リネウス大学での日本語クラスは比較的毎年参加する交換留学生がいるようで、気になるようでしたら、事前に調べておくことをお勧めします。

 

コペンハーゲン

スウェーデンへ行く方法はいくつかありますが、コペンハーゲンを経由していく方法が比較的に安いと思います。

 

リネウス大学の校舎の前で

オリエンテーション中は、現地の学生が少なかったので、人がいない間に写真を撮りました。

 

日本語クラス主催の折り紙イベントでの様子

日本語クラス受講者と、他の生徒や日本に興味のある方を招いて折り紙イベントを催しました。