Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

リネウス大学
2023年8月号 政策学部 W.N

スウェーデンのリネウス大学に到着し、少し生活が落ち着いてきました。

 

今日は、出発前のビザ等の手続きとスウェーデン到着後の流れについて、またオリエンテーションと授業選択について共有したいと思います。

 

1. 出発前の手続きについて

ビザの取得はとても時間がかかり基本的にすべて英語で行う必要があるので、早めに申請方法などをリサーチしておくことをお勧めします。ビザの申請は日本のスウェーデン大使館ではなくスウェーデンの移民局にオンラインで直接提出する必要があり、問い合わせも日本ではなく現地の移民局に直接問い合わせる必要があります。しかし、ビザ申請者は必ず東京のスウェーデン大使館に対面で出向きパスポートを提示する必要があります。ちなみに、ビザは現地のセメスター開始二週間前からセメスター終了二週間後までしか取れませんでした。

 

2. 渡航、現地での移動について

関西空港からフィンランド経由でデンマークのコペンハーゲンに飛びました。ピックアップサービスはリネウス大学最寄りのベクシェー駅からしかないので、コペンハーゲンからは自分で電車のチケットを購入しスウェーデンのベクシェーへ向かいました。ベクシェー駅に到着後ピックアップを待っていましたが誰もおらず、現地の人や同じくピックアップを待っていた他の学生と協力して、何とかピックアップを受けることが出来ました。

 

3. オリエンテーションと授業選択について

オリエンテーションは二日間行われました。一日目はシティセンターのホールで、街や大学の紹介を聞きました。二日目はキャンパスで、警察からの注意点や履修に関する注意点など学生生活に必要な情報を聞きました。交換留学生だけでなくフルタイムの留学生も全員が集まるので、とても人が多かったですが、朝食と昼食、Fika 休憩もあり、リラックスして聞くことが出来ました。

 

授業選択については、日本から履修登録をしましたが、システムが日本と全く違いとても混乱しました。基本的に複数の授業を一度に取ることはほとんどなく、一つの科目を一から二か月かけて履修し、それが終わると次の科目を履修します。私の場合、授業は週に1から2コマ、多くても3コマしかなく、一回の授業は二時間程度です。日本では週に10コマほどあることが普通だったので、あまりにも授業が少なく驚いています。しかし、プレゼンテーションや授業外のグループディスカッション、また文献の予習など自主学習が必須なので、決して楽だというわけではありません。授業については、また詳しく紹介したいと思います。

 

 

①一日目のオリエンテーションの様子

②キャンパスにある Teleborgs 城