グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

リバプール・ジョン・ムアーズ大学
2010年9月号 経済学部 S.Y

・オリエンテーションについて

9月15日から3日間にわたりオリエンテーションがありました。初日にパソコンを使っての英語のテストがあり、そのほとんどが文法や発音の問題だけで構成されたものであり、ListeningやSpeakingはありませんでした。その後、テスト結果を見て英語のレベルを渡されるのですが、授業登録後にそれが必要になることはないので、自分の判断で、自身のレベルに合わせて登録すればいいと思います。そして、5月にLJMUから送られてきた授業リストから希望授業を選んで履修登録票(Learning Agreement)を送ったにも関わらず、現地で再度決める必要がありました。登録しようと希望を出していた授業2つが今期から開催されていないと言われたり、出席が自由の英語の授業もなくなってしまったと言われ残念な思いをしました。

LJMUの授業登録は、龍大の授業登録よりももっとややこしく感じました。モジュール表に載っている授業コードを、ウェブでアップされているタイムテーブルの所に打ち込み確認しなければいけません。私は当初取りたい授業の1つにスペイン語があったのですが、週に7コマあり他に取りたい全ての授業と重なっていたため履修を断念せざるを得ませんでした。

3日間あるオリエンテーションのうち、そのほとんどは授業を何で取るかで悩むことになりますが、その他にパソコンの施設の使い方や他の交換留学生との交流の機会があります。しかし正直効率的に進められているとは感じませんでした。オリエンテーションを通して、LJMUでは人によって言うことが違うので、何度も確認をとる必要があるということを学びました。しばらくは授業登録が変更可能のようなので色々な授業に出てみようと思います。

 

・環境について

リヴァプールはイギリスの中で約4番目くらいの都市であるので買い物などをするときに不便といったことがありません。とくにリヴァプールは中心地に全部密集しているため大学や寮から様々なところへ徒歩圏内ということもあり非常に便利です。私の寮からは大学も街の中心地までも約徒歩10分といったところでしょうか。フラットメイトは1人がフィンランド人でその他がイギリス人です。イギリス人のフラットメイトたちは元々友人だったようで、共通の友人を部屋に呼んで賑やかにしています。男女混合の部屋を選んだのでキッチンが汚くなることはありません。イギリス人は共同キッチンをよく汚すと聞いていましたが、私の場合、今のところキッチンが非常に綺麗で助かっています。でも男子寮の友人のキッチンは非常に汚く、ゴミ溜めのようになっていてとても耐えれる状況とはいえません。

LJMUには交換留学生は約80人くらいいて、日本人が20人以上います。英語力を鍛えたい人には日本人の学生数が多いのは不利に思えるかもしれませんが、逆に良い関係を築きお互いに高め合うこともできます。

リヴァプールの夜は飲みにでかける人が多く酔っぱらいが多くなりますが、昼間は本当に平和な空気しか流れていません。現地に到着した際に、お皿を買いにいったらレジに財布が忘れてあったくらいで逆にびっくりしました。海外ということで日本にいるときに比べ荷物は体の前に持つといったことやお金を多く持たないことはしていますが、現地の学生もロンドンに比べてリヴァプールは本当に安全と言っています。それと私の場合、早めに来てイギリスの生活に慣れようと授業がはじまる1ヶ月前に渡航しましたが、8月末にBeatles weekと呼ばれるビートルズのお祭りのようなものや、ヨーロッパで一番大きい無料の音楽FestivakのMathew Street Festivalという街全体で数カ所でライブイベントをするというものがあり、非常に音楽に密接した街だなと思いました。

 

・交換留学に当たって BIEや語学学校との比較(自由テーマ)

このレポートを読んでくれているということは、リヴァプールへの交換留学へ興味を持ってくれた人だと思います。

龍谷大学には別の留学プログラムでBIEというものがあり、BIEの経験者が交換留学に行く人も結構な割合を占めると聞いていることから、それなどに触れながら書こうと思います。語学学校でできることは、実は日本にいても出来ることがほとんどだと思います。何より語学学校ではクラスメイトの学生がネイティブではないところも引っかかります。私の場合、去年の夏アメリカで自分の英語力のなさに落胆し、その悔しさをバネに今まで頑張ってきました。

語学学校の場合と違い、交換留学の場合、ビザを取るのも寮の予約をするのも、飛行機の手配さえも全て自分次第です。そういったところは大変かもしれませんが、現地の学生たちに混ざって英語で何かを学ぶという経験は自分を成長させる上でかけがえのないものかもしれません。大学に行って普通に講義を受けるというのはかなりの大変さがあります。それにアメリカなどと違い、全てが徒歩圏内で普段の生活に支障がでないリヴァプールは非常におすすめです。イギリス英語の中でも訛りのきついリヴァプールのアクセントに苦戦中ですが、英語を話せるようになるということの考えの中ではアメリカやカナダの慣れた英語だけでなく、様々な英語に慣れたほうが将来いいと思います。ましてや英語は日本人以外とのコミュニケーションのツールでしかありません。英語を使って何ができるか、何をしたいのかを考え、一歩手前と一歩先を見すえて留学を決意すればいいと思います。

またこういう時にクラスメイトや友人たちから寄せ書きやメッセージをもらい、親や友人の大切さがますます分かることだと思います。

一度留学されている方も未経験の方もやはり1年海外に行くことや、4年で卒業できなかったり就職活動が遅れることに不安を感じて留学を躊躇している方も多いと思います。ただ、親の反対がないのであったら、残りの自分の人生の長さを考えて挑戦したほうがよいのではないでしょうか。