Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

リヨン第三大学
2013年11月号 国際文化学部 Y.K

~トラブルについて~ 
リヨンについてからまだ大きなトラブルは経験してはいませんが小さいトラブルは色々とありました。まずこれから住むことになる家についたら家賃を1月分払うのですがアパートのカードを読み取る機械のトラブルでカードで支払うことができず現金で支払う事になり当面の生活費にと思って持ってきていた現金のほとんどがなくなりました。また大学で保険などの支払いをする時もコンピュータのトラブルで支払うことができず後日来てくれと言われました。このようにフランスでは機械のトラブルが多く電車のキップが買えなかったり何かを登録しなければならない時に登録が大幅に遅れたりします。登録ができなかったり遅れた場合日本ならしっかりと対応してくれますがフランスはあまりきちんと対応してくれなく結局フランス人の友人に助けてもらいました。

治安についてですがリヨンは比較的治安がよくスリや強盗などそういったものにあったり見たりはまだ一回もありません。ただ駅などによってはスリがいたりと治安が悪い地域もあります。またいくら治安が悪くないとはいえ夜になると街全体が暗くあまりひとり歩きはしないほうがいいと思います。

身の危険を感じた事もありませんが食べ物やお金を恵んでくれとずっと付きまとわれたり募金をしてくれと囲まれた時はさすがに困りました。この募金は紙にはユニセフと書いているのですが本当なのかも分からないし1口10ユーロからしか受け付けていないというのも少し怪しいです。

~リヨンから行くことのできる観光地~

リヨンは交通の便がよく様々な地域に行くことができます。私が行った中で特によかった場所を紹介します。

まずはスイスです。スイスのジュネーヴまで電車で約2時間ほどで行くことができます。しかも片道約26ユーロと大変お得です。ジュネーヴは言葉もフランス語なので言葉に困ることはありません。ジュネーヴ駅から10~15分ほど歩くとレマン湖が見えてきます。この湖はフランスとスイスにまたがって存在しています。とてもきれいでただ眺めているだけでも十分楽しめます。反対側にはとても大きな噴水があります。その噴水の真下まで歩いていくことができ、そこからかかっている虹はとてもきれいです。反対側の方面には国際連合の建物があります。普段はガイドツアー(※要パスポート)が行われていて入ることができるのですが私が行った時は休みで入場はできませんでした。街中には時計が有名ということもあって時計を売っている店がとても多いです。有名なブランドからはじめて聞くようなブランドまでたくさんあるので記念に時計を買って帰るのもいいかもしれません。フランスは土曜日も店は開いているのですがスイスは土曜日もしまっている店が多いです。また通貨もユーロではなくスイスフランなので注意しなくてはなりません。

次におすすめするのはペルージュです。 ここはリヨンの郊外にありバスなら片道2ユーロで1時間、電車なら片道7ユーロで30分で行くことができます。この街は中世の街並みがそのまま残されておりまるでタイムスリップしたかの様な気持ちになります。もちろん住人も普通に暮らしており村の保護に努めています。ガレットが有名でおいしいそうなのですが自分が行った時はまだ開店していませんでした。博物館もあり村の歴史を見ることができます。このようにきれいですばらしい村なのですが一周するのに1時間もかからないので1日過ごすのは難しいかもしれません。 またバスの本数も少なく、特に日祝は早朝と夕方しかありません。バスの時刻表はリヨンの観光案内所でもらえるので確認するといいと思います。このほかにも色々な観光地に行くことができます。もちろんパリにも行きましたが誰でも知っているので割愛しました。

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