現地の学生、友人について
リヨン大学ではフランス人学生の他に世界各国からかなりの数の留学生を受け入れています。白人、黒人、アジア人…大学内を歩いているだけで多様な文化に触れることができてとても面白いです。やはり、同じ国籍の者同士で固まる傾向にあるので、授業外ではなかなか友人を作る機会は無いです。しかし、授業が始まれば自然と友達は出来ていきます。日本語学科では初回の授業からフランス人学生が助けてくれたり、話しかけてくれたりしました。1年生は日本語はまだあまり話せませんが、日本人慣れしていないのでとても仲良くなれます。2年、3年生は日本語がかなり上手な人が多いです。ついつい日本語に頼ってしまいがちなので注意です。日本語学科の学生たちは日本の文化、特にアニメや漫画、アイドル、アーティストなどが好きで、本当に詳しいです。みんな勉強熱心で、仏文の添削や質問等は嫌な顔せず引き受けてくれるのでとても助かっています。休みの日には家に招待されることが多いです。日本では学生にあまり馴染みが無いですが、家に招待しておやつや食事を一緒にするというのがフランスでは一般的です。招待された際には飲み物やgâteau(スナックではなく、ケーキや焼き菓子)を持って行くのがマナーです。
日本から、フランスから荷物の送り方
留学中に数回は必ず頭を悩ませることになる「荷物の送り方」について書きます。まず、日本からフランスへの送り方です。日本語だから大丈夫と安心しがちですが、危険なのは実は日本からの発送です。フランスは荷物がきちんと届かないことで有名です。かなりの金額を払って送ったのに、行方不明、もしくは送り返されてその送料もこちらが負担。。。それを回避するためにいくつかの注意点があります。まず、一番早く確実に届くと謳われているEMS便を使ってはいけません。この方法で送ると在宅しているにも関わらず不在表を入れられたり、住所不明等で郵便局で荷物が止まってしまうといったトラブルが非常に多いからです。そして、ドアコード、フランスでの電話番号まで記入すること。特に、ドアコードが書かれていない場合不在扱いを受けることがあります。不在表が入っていた場合は最寄りの郵便局まで取りに行き、自分で運ばなければならないのでかなり厄介です。
次にフランスからの場合です。こちらは問題なく確実に郵送されることが多いようです。まず、速達か国際郵便かを選択します。速達にしなくても10日程で到着しますし、速達は高いので国際郵便がおすすめです。それぞれ定形と不定形があります。つまり、定形は郵便局で買った箱を使い、不定形の場合自分で箱を用意するということです。定形は箱の値段に送料が含まれているので楽です。郵便局で箱を買い、重さの上限に気をつけて詰めるだけで済みます。