◎試験について
試験は、授業時間内に行われ、中間・期末と2回あるものがほとんどです。
(教科によっては小テストが何回かあるものもあります。)
必修科目の試験についてまず説明します。
留学生の必修科目はCurtule Français(フランスの文化)とFLE(留学生用のフランス語文法)の二つです。(学部によりますが、言語学部は二つです。)
・Curtule Françaisのテストは、中間・期末の2回です。
テストはマーク式。自分のマークシートを事前にInter national という留学生用の場所に取りにいく必要があります。前期の中間テストの問題数は約30問から40問ほど。後期の問題数は約100問ほどでした。この授業はすべての留学生を3つのグループに分け行われており、グループごとに授業時間もテスト時間も違います。授業内容はもちろん同じです。
・FLEのテストは、クラスによって違いますが、私のクラスでは小テストが2回と期末テストが1回の計3回とプレゼンテーションがあります。
テストは基本的に授業で習った内容で、筆記です。辞書は持ち込み可ですが紙辞書のみ(電子辞書の持ち込み・携帯電話を辞書として使用することは不可)なので、紙辞書と電子辞書二つ持ってくると便利だと思います。ちなみに紙辞書なら使用してもいいというテストは他にもいくつかあります。
次に選択科目の試験について説明します。
CM(大人数で行われる講義)のテストは、筆記のものもあれば選択のものもあります。辞書を使用していいかどうかは先生・授業によります。中には使用してよいと言ってくださる先生もいらっしゃいます。
TD(少人数で行われる講義)のテストは、おもに筆記です。私が選択した授業は翻訳の授業なので翻訳の問題と、他に文法について5問ほど問われている問題や、日本語での意味が問われている問題があります。
こちらのテストは20点満点で採点されます。CMの授業のテスト範囲が授業によりますが多いものはとても多く、授業内容を聞きとることが大変なので友人にノートを送ってもらっている私は、フランス語の意味を調べることからテスト勉強が始まるのでとても大変です。
◎「こうしておけばよかった」と思ったこと
私がリヨンに着いたころ、理解できていないまま物事が進むことが多かったので後から後悔したことがたくさんあります。今回はその中のいくつかを紹介しようと思います。
まず、リヨンの空港に着いてからマンションに行くまで、私は交通手段が分からなかったので空港からタクシーで行きました。結果50€ほどかかりました。
ですが、空港からPart Dieu駅までRhône Xpresseという電車が出ており、それを利用すると13€でPart Dieu 駅まで来ることができます。その後、そこから出ているトラムT4に乗ると1.80€で学校近くまでくることができます。
事前に留学していた人に尋ねておくべきだったと思いました。
次に、私の住んでいるマンションにはインターネットは使えますが、wi-fiがないため携帯が使えません。着いた当初はインターネットをどのようにPCと接続するのかもわからなかったため連絡手段が何一つありませんでした。何日間か近くのショッピングモール(La Part Dieu)に通いwi-fiを使っていました。家を選ぶ際の一条件として、wi-fiがあるかも確認すればよかったと思いました。
逆にこうしておいてよかったと思うこともいくつかあります。
まず、マンションについた初日にIKEAに行き、生活用品を買ったことです。夏と言っても夜は肌寒いので布団は必要です。シャワーカーテンやフライパン・ゴミ箱など何もないので、買いに出てよかったと思います。
他にも、携帯をすぐ買いに行ったこと・日本から小説を持ってきたこともよかったなと思います。また、定期も作っておいてよかったなと思います。月28.80€のチャージ式です。よく出かけるのなら作った方がいいと思います。
<ショッピングモール La Part Dieu > <Vieux Lyon の町並み>
インターネットをまだ接続していなかったときに
通っていた近くのショッピングモール。