Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

リヨン第三大学
2015年4月号 国際文化学部 A.T

◎現地の学生、友人について

 

こちらで友人になった学生のほとんどは、日本語学科の学生です。

日本に興味があり、日本語を話したい、日本人と関わりたいと思っている学生がほとんどということもあり、最初に話かけやすいと思います。

 

ちなみに、私の初めてできた現地の友人と出会ったのは、学校横のマクドナルドでお昼を食べていた時でした。

日本人の友人数名と喋りながらご飯を食べていると「日本人ですか?」といって声をかけてきてくれました。日本語が聞こえてくるとこのように、声をかけてくる学生も少なくないと思います。

 

他にも日本語学科の学生だけでなく、日本語・英語を同時に勉強している学生も日本に興味を持っているので、友人になりやすいと思います。

 

 

また私はスポーツをとっていたのでそこでも友人ができました。

前期はピラティスをとっていたのですが、個人で行うスポーツなので友人はできませんでしたが、後期になってバレーボールをとっており、チームプレーということもあってたくさんの学生(日本語学科以外の)と知り合い友人になることができました。

 

 

これは私が感じたことなので、実際こちらの学生がそう思っているのかは分かりませんが、こちらの学生は興味のあることとないことがはっきりしているので、日本に興味のある人は話すこともあるのですが、興味のない人は話しかけてもあまり話しが続いたりすることがなかったように感じました。

 

ですが、日本語学科にも日本語学科以外にもたくさんいい人はいます。帰国が近づいてくるにつれて、こちらでできた友達と出会えて本当によかったと思う反面、お別れをしなくてはいけないと思うと寂しくなります。

 

 

 

◎スポーツ・バレーボールについて

上の項目で少し取り上げた、スポーツの授業のひとつであるバレーボールについて紹介します。私は、周りにバレーボールをしている人がいなかったのと、海外のスポーツは日本よりも迫力・強さは上だと思っていたので前期ではとらず、後期から取り始めました。

後期が始まる前に友人がバレーボールをしていたことを知ったからです。

バレーボールの授業は週に4回(月・火・水・金)あります。それぞれ日によって時間と場所が違います。スポーツの事務所の前もしくはインターネット上で確認できます。

私は授業の関係もあって月曜日と金曜日の週に2回とっていました。

授業に参加するのにスポーツのカードがあれば、登録は何もいりません。もし、スポーツの授業で、講義の授業のように成績がほしければ登録する必要があります。

 

月曜日は夜18時からHalle 3D Laennec(メトロD線 Laennec下車徒歩すぐ)というところで活動していました。この日が週の中で一番強いクラスだと思います。

カードを先生に提出し、先生がチームを決め時間までずっと試合をしていく形式です。

 

金曜日は12時からHalle Vivier Merle(Lyon3から徒歩10分ほど)というところで活動していました。この日の授業は、日本の体育のバレーの授業と似ています。それほど月曜日ほど本格的でもなく、レベルもそれほど高くないです。コートは3コートあり、1コートは、本格的にバレーをしていない女子用、残り2コートは男子、もしくは経験者用のコートで、各コートで試合が行われている感じでした。

 

先生はものすごく優しく、フレンドリーで教え方も丁寧でした。

また参加している学生もフレンドリーで同じチームになったり、友達の友達という形でたくさんの人と出会いました。日本語学科や日本に興味のある学生としか出会っていなかった私からすると、バレーで出会った人たちとの出会いは、すごく新鮮でした。

違うキャンパスの子や、留学生などバレーをしていなかったら出会うことのなかっただろう友達と出会うことができました。

 

バレーに限らず、スポーツの授業をとることをお勧めします。