Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

リヨン第三大学
2017年2月号 国際文化学部 G.N

・試験について

他の大学の状況はわかりませんが、リヨン第三大学では、前期終了後の12月と1月、後期終了後の4月と5月がそれぞれテスト期間になります。また、12月と4月にはバカンスもあり、フランス人学生はこの間にかなり勉強しているようです。先生によっては、テスト期間にやらず、学期の最後の方の授業内でテストを終わらせてしまうこともあります。また、各学期の途中にあるバカンスの前に中間テストをすることもあります。

テストの形式は、マークシート、記述試験、口述試験があります。僕は口述試験を受けたことがありませんが、記述試験を受けた感覚としては、龍谷大学ものとはかなりスタイルが違うと思いました。受けた授業にもよると思いますが、大問が1つか2つで、それに対して60分や90分ほどかけて(龍谷大と同じく半分ほどで途中退出はできます)要約したり、自分の意見を書いていくというものです。

また、留学生用のフランス語の授業では、テストに加えてプレゼンテーションもあります。プレゼンテーションは、先生にもよりますが、僕のクラスでは4~5人のグループでの発表でした。

 

・リヨンに来て半年が経って

2月になってリヨンに来て半年ほどが経ったので、これまでの生活で思ったことを書きたいと思います。

リヨンに来た頃は、最初は慣れないことばかりで日本に早く帰りたいと思っていましたが(今でも少し帰りたいですが)、人間だんだん慣れてくるものですね。店などでのサービスは期待できないものが多いですが、逆に、日本がサービス良すぎるのではと考えるようにもなってきました。たまにめちゃくちゃサービスいい店員さんに対応されると、その店にもう一度行きたくなります。

治安の面では、以前のレポートにも悪くはないと書きましたが、確かに悪くはないですが、周りの留学生がちょくちょくスリなどの被害にあったと聞いています。また、旅行をして他の地域や国に行くと、旅行先の方が治安は良いのかなと感じることもしばしばあります。そして、以前のレポートの後から一つ危険を感じたことといえば、住んでいるアパートから2分ほど歩いたところで、車が2台燃えていたことです(笑)。たまたま通りがかったら警官に「近付かないで」と言われました。

春には大統領選があるので、もしかするとデモ等が行われる可能性があるので、それは興味深くもあり少し心配です。

フランスに来てから、来る前よりも案外フランスって悪くないのかなという考えになっています。もちろん嫌なこともありますが。友達関係も、気の合う人といれば日本人であろうとフランス人であろうと楽しいです。もちろん嫌な人もいますが、それは日本で生活してても同じですね。日本語を頑張って使おうとする外国人がいたら、日本人の多くは優しく接してあげようってなると思いますが、それは逆の場合でも同じだと感じています。

残りの4か月ほどの留学生活で、自分のフランス語力がどこまで伸びるのか、そして新たな発見があることが楽しみです。