Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

リヨン第三大学
2017年9月号 国際学部 R.O

①オリエンテーションについて

リヨン第三大学では、事前にインターネットで申し込むSIMという有料のオリエンテーションと、9月の初めごろに行われる無料のオリエンテーションがあります。SIMが少し高かったため、私は無料のオリエンテーションのほうに参加しました。(SIMに参加した友人によると、SIMでは体験授業が行われたり、リヨンの街を巡ったりしたそうです。)無料のオリエンテーションでは、リヨンという街、リヨン第三大学についての大まかな説明と、留学生向けのフランス語のクラス分けテスト(DELFB1レベルのマークシート方式)が行われ、後日選んだ学部ごとに履修登録についての説明がありました。説明はすべてフランス語で行われ、日程などを理解するのに苦労しました。

このオリエンテーションが行われた一週間後には、アジア担当の方が日本人留学生向けに簡単なオリエンテーションを行ってくださいました。説明はフランス語でしたが、パワーポイントは今までリヨン第三大学に留学していた日本人の方によって日本語で作られていました(OFII、病院の連絡先について等)。日本語の資料などは配られなかったのですが、大学によるフランス語だけのオリエンテーションではすべての情報を完璧に理解できなかったので、この日本語のパワーポイントはありがたかったです。

また、オリエンテーションについてではないのですが、フランスに3か月以上留学する場合提出しなければならないOFIIの書類もアジア担当の方がOFIIの事務所に送ってくださいました。

 

 

②お金について

皆さんも聞いたことがあるかもしれませんが、現金を頻繁に使う日本に比べ、フランスではカード(carte bleu)で支払う機会が多くあります。大学の近くのスーパーの中には、現金が使えず、カードまたは小切手でのみ支払う所もあります。VISAカードとマスターカードはどこのお店でも使えるので、どちらかまたはどちらとも用意しておくといいと思います。現金でないと払えない場合はあまりないので、出発前に用意するユーロの紙幣は50ユーロのような大きいものではなく、5ユーロや10ユーロ、20ユーロなどでいいと思います。

上記のようにカードでの買い物がメインである反面、アパートの洗濯機はコインを持っていないと使えないため、現金を使える店で買い物をする必要があります。この点は不便です。洗濯をしたいときにコインがなく洗濯できないときがありました。

カードについて補足なのですが、日本の銀行から即時引き落とされるデビットカードは使える店と使えない店があるそうです。私は、プリペイド式のVISAカードとキャッシュパスポート(マスターカード)、そしてVISAのクレジットカードを持っていますが、どれも今のところ使えなかったことはありません。デビットカードを持っていこうと考えている方は他のカードも複数枚用意して行ったほうがいいかもしれません。