この留学を振り返って
結論を言えば留学してよかったというのが一通りの感想です。
ただ後悔はたくさんありますので、良かった点、やれば良かった点(反省点)を箇条書きであげておきます。
後悔している点に関しては、私だけでなく留学を終えた人だとわりと思っていることが多いので、参考にしていただければ幸いです。
良かった点
・友人が増えた(国籍問わず)
・フランス語を「話す・読む」能力が渡仏前より断然UPした
・異文化を知ることで日本を外から見ることができた
・フランスの暮らしに慣れることができた
・留学という経験は貴重なものであると再確認した
・国内をまわった(アヌシー・ヴィエンヌ・ストラスブール・コルマール・ニース・マルセイユ・パリ・リール)
・ヨーロッパにもたくさん行けた(イタリア・スイス・オランダ・ベルギー・チェコ・オーストリア・モナコ)
後悔している点
・渡仏前にもっと勉強しておけばよかった
・「フランス語で書く」機会を増やせばよかった
・もっとコミュニケーションの輪を広げるべきだった
・授業以外の学習(語学・試験)も行うべきであった
・フランスでやるべきことをもっと具体化しておくべきであった
(渡仏前に、やりたいことリスト100を作ったが、抽象的すぎたため)
楽しいこと・つらいことが山ほどあった留学生活で
感情の起伏の激しい一年でした。留学を通じて出会った友人・日本にいながらも支えてくれた友人・家族には感謝の言葉しかありません。思ったよりも辛いことがかなり多かったのですが、やはり支えてくれる人の存在は大きかったです。フランスに来ても人とのつながりを大切にすることを強くおすすめします。
これから留学をする人・今留学をしている人へ
「想像よりつらい」と思う人が多いと思います。異国にいるというだけでストレスは案外たまります。少しずつ、そして着実に、楽しみながら生活することをおすすめします。後悔も多くありましたが、交換留学という制度を用いて留学できたことは、金銭的にも助かり、貴重な経験になりました。
帰国後どう留学経験を活かす予定か
帰国後、フランス語関係の仕事や進学は考えていませんが、留学で行動を起こす大切さを十分に得て、また困難な状況においていかに考え、打破するのかという経験を得られました。価値観の広がり(変わった、というよりは広がったという感覚)は、生きていく上で役立つなあと思っています。この力は残りの学生生活、また就職活動に活かす予定です。
何かしらでフランスとの関わりは持ちたいの、在日フランス人との交流、また来年以降リヨンから日本にくる学生との交流を続けるつもりです。京都にいながらも学習は続け、最終的にはC1レベルを保持するのを目標にしています。(渡仏前はA2、留学終了時の現在はB1レベル程度ですが…
留学を通じて得た力・人脈・広がりを大切に、自分らしく活かしていきたいです。
また後輩にもフランスの良さを伝えたりしていきたいと考えています。
リヨンらしい風景。
丘に向かう途中、市役所近くの道です。
このあたりにはおいしいカフェも多くお気に入りです。
ヨーロッパといえばサッカーも有名です。
リヨンにはオリンピックリヨネという、わりと強いチームがあります。
なでしこの選手もおり、迫力があって楽しかったです。
チケットは10ユーロ前後、リヨン市内にスタジアムがあるので行きやすいです。
リヨンのオーディトリウム(ホールのようなもの)です。
オーケストラの年パスをもっていたので、一年を通してよく通った場所です。
リヨンからTERで二時間のアヌシーです。
アルプスが見え、アヌシー湖という自然もあり、とてもきれいな場所です。