Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ミドルセックス大学
2016年11月号  国際学部 M.H

①授業形式

私はこの大学でEnglish Languageを専攻しています。月曜と金曜に2時間のレッスンが2つずつの、計4つの授業を取っています。授業は自分では選べず、この学部で開講しているものが自動的に登録されました。最初は授業数の少なさに戸惑いましたが、その分多くの課題が出されるので、今では納得の時間割だと思ってます。また、私の学部ではこのような時間割ですが、他のbusiness managementやartなどの学部では毎日授業があるそうです。

わたしの取っている授業はすべてセミナー形式で、ディスカッション中心です。もちろん講義の日もありますが、基本的に生徒が発言をし授業を進めています。私は日本でこのような形式の授業を受けたことがなかったので、2カ月過ぎた今でもまだ慣れていません。しかし授業で発言をするといっても、クラスは20人ほどの少人数で、私の学部はほぼ女子しかいないので、プレッシャーはなくラフな感じです。また、ペア、グループで話し合ってからクラスに広めるというパターンが多く、発言できる機会は多くあります。グループでの話し合いが滞っていたりすると、先生がアドバイスをくれたりもします。

いくつかの授業では、プレゼンテーションをする機会がありました。クラスメイトのほとんどが、基本的にカンニングペーパーは見ずに5分間スピーチをしています。英語力だけでなく発言力についても自分との大きなレベルの差を感じました。授業中でのプレゼンで50%の成績がつくものもあるので、頑張らなければと思います。また、プレゼンやその他の提出物などについて、それぞれに先生からのフィードバックを受け取ることができます。

 

②部活動

日本の部活動とはまた違いますが、societyという生徒が運営している団体に参加することができます。オリエンテーションウィークの期間に、それぞれの団体がブースを出して勧誘をしており、そこで紙に名前を書くことで参加できます。わたしは日本に興味のある人々と出会いたかったので、anime manga societyやgame societyなどに参加しました。日本と同様にスポーツ活動をする団体もありますが、基本的に社会問題を話し合い訴えていく団体や宗教団体、人種別の団体が多く、その点で部活とは違うなと感じました。同じ思想を持つ仲間と繋がる、という感じです。

一度キリスト教の宗教団体に参加してみました。最初は自己紹介、ゲームのようなラフな感じでしたが、後半から自分のバックグラウンドやつらかった経験から、キリストによって救われた、という感動的な話をメンバーのそれぞれが話し、最後はみんなで歌うという活動内容でした。私自身キリスト教徒ではなく無宗教なので団体には入れませんが、親切な人々に出会い、興味深い話を聞き、貴重な経験になったと思います。また、キリスト教の団体は一つではなく、数多くの種類のものがあるようです。

私の所属するanime manga societyやgame societyでは、基本的に週一で集まりアニメを見たりゲームをしたりします。参加は強制ではないので、来たいときに来て、ゲームを一戦だけして帰るというのもありです。私は主に友達に会って話をするために毎週通っています。日本文化に興味のある人や、日本語を学びたいと思っている人とも出会えるので、japan societyがない分、この団体に参加するのはとてもいいと思います。また、game societyでは私の知らないカードゲームやボードゲーム、チェスのやり方なんかも教えてくれるので、とてもおもしろいです。ロンドンでアニメなどのイベントがある場合には、集まって一緒に参加したりもします。また、日本文化に関係がなくても、誰かが週末出かけようなどの計画を立てたりするので、societyに入るのは友達を作るのにとてもいい機会だと感じました。