Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ミドルセックス大学
2023年11月号 国際学部 E.O

① 授業紹介

私はSociology with Criminology というコースを選択しており、今学期は『Research Methods for Studying Contemporary Society』,『Transforming Justice: Human Rights and Power in Contemporary Criminological Policy and Practice』, 『Sociology of Intimate and Personal Lives: Family, Friendship And Self』, 『Sociological Theory』の4つの授業をとっています。ほとんどの授業は対面で行われており、どの授業もだいたい20人前後の少人数クラスとなっています。そのため、ディスカッションが急に始まることも多いです。ここでは4つ授業の内2つの授業について紹介したいと思います。

・Research Methods for Studying Contemporary Society

この授業は名前の通り、リサーチ方法論の授業なのですが、週の始めにオンラインで1時間説明があって、週の後半に対面授業で実践していくという形になっています。前期ではリサーチクエスチョンを決めて、量的研究をします。Survey Monkeyというオンラインのツールを利用して各自アンケートを作り、クラスの掲示板のところに提出すると、他のクラスメイトのアンケートを見て答えることができ、同様に、自分のアンケートも他の生徒に答えてもらうことができます。また、この授業は通年なので、次の学期では同じリサーチクエスチョンに対して質的研究をすることになっています。

・Sociology of Intimate and Personal Lives: Family, Friendship And Self

この授業では、家族や友達などの形成がどのように政策や宗教、社会空間から影響を受けてきたのかについて学びます。加えて、週ごとにプレゼンの担当が決められており、2人から3人で与えらえたリーディング内容について発表します。

これらの授業では龍谷大学で学んだ内容が出てきたこともありましたが、ほとんど知らないことばかりだったため、留学に来る前から事前に社会学について学んでおけばもう少し負担を減らすことができたのではないかと感じました。

 

② 現地での食事

ロンドンは物価が日本と比べてとても高いと感じます。もやしが日本と同じぐらいの量で値段が150円近くしていて驚きました。また、マクドナルドもセットを頼むと1000円近く、もしくは1000円以上になることもあります。そのため、私はお金を節約するために自炊をしています。初めて一人暮らしをしたので、はじめは料理の仕方が全く分かりませんでしたが、今は動画を見ながら真似してなんとか作っています。寮にはオーブンもついているので、フォカッチャやクッキーも焼くことができます。今では料理をすることが楽しいと感じるようになりました。また、キュウリが日本のキュウリの2倍以上の太さだったり、サツマイモがオレンジ色で甘くなかったりと日本とは見た目が異なる野菜も通常のスーパーで見かけます。他にも、ライスプディングというお米をミルクで煮たスイーツが近くのスーパーで売られているのですが、想像していたよりも甘くておいしかったです。日本の醤油は比較的どこのスーパーでも売られており、アジアンスーパーに行くと、みりん、料理酒、カレールー、片栗粉など日本の調味料がたくさんあり、日本食の材料も簡単に揃えて作ることができます。イギリスのご飯はおいしくないと聞きますが、私はあまりそうは感じないです。たまに、おいしくないものもありますが、ロンドンには色々な国の料理が集まっているので他の国の料理も楽しむことができます。

 

寮でルームメイトと作ったクッキー

ライスプディング