①環境について
大学はロンドンの郊外に位置しているのもあってかロンドンの中心部よりは人も少なく、静かで治安もあまり悪いと感じられません。私は大学の目の前にあるUsher Hallという寮に住んでいますが、近くにはスーパーや色々な国の飲食店が多くあります。大学の裏と最寄り駅の周辺には広い公園もあって、犬の散歩をしている人や野生のリス、キツネなども多く、癒される場となっています。また、大学からロンドンの中心部に電車で30分ほどで行けるのでとても便利なところに位置していると思われます。
大学の図書館は24時間空いていて、教室があるメインの建物の一階では様々なイベントがよく行われています。大学施設内にはテニスコートやバスケットボールコート、ジムもあって、ジムは年間£30で利用することができます。さらには、週二回2時間ほどですが、大学から徒歩30分の場所にあるプールもその間の時間だけはミドルセックス大学の生徒なら無料で泳ぐことができます。大学からシャトルバスも出ています。
寮はテレビやソファーが置いてある部屋とキッチンが共有になっており、それぞれのキッチンのロッカーには鍵もあります。洗濯機と乾燥機も置いてありますが、両方使うと合計£4にもなるので私はできるだけ部屋で干しています。部屋にもヒーターがあるので、洗濯物も乾かせることができ、寒さにも困りません。また、受付には24時間係の方がいて、緊急事態には頼ることができます。また、二週間に1回ぐらいのペースで寮でイベントも開催されていて、そこで寮の仲間たちと新たに出会うこともできます。
寮でのかぼちゃ堀り体験
②日本人との交流
この大学には私が知っている限りでは日本人が6人しかいません。ロンドンなので、もっと多くの日本人がいると思っていましたが、とても少なく感じます。日本人が少ないことで英語力を伸ばしやすい環境にあるかもしれませんが、時々寂しく感じる時もありあます。しかし、ロンドンの中心部では日本人と交流できるイベントが多く開催されてるので、私は心細くなった時にこれらのイベントに参加しています。これらのイベントはMix Bというサイトで調べることができます。私は今までに二種類のイベントに参加しました。一つ目は言語交換できるイベントで、ロンドンに住む様々な国籍の人と英語で話すことができました。そこでは、ワーキングホリデーでロンドンに来ている日本人とも出会うことができ、学生でない人とも情報交換できてとてもいい機会になりました。二つ目はロンドンにいる学生が集まるイベントに参加しました。これは一ヵ月に1回開催されており、参加者は必ずしも学生だけというわけではないのですが、ロンドンに住む大学生、大学院生の方やロンドンで働いている人とも仲良くなれることができました。また、イベント主催者の方がロンドンの街を英語で詳しく紹介してくれて、一回目は大英博物館、二回目はパブ巡りをしました。主催者の方はイギリス人でとても優しく、自分一人だったら行かなかったところや知らなかったことを学ぶことができ、また、イギリスの生活についても教えてもらいました。日本人が恋しくなったらこれらのイベントに参加してみるのも良さそうです。
パブ巡り