Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

モスクワ大学
2014年3月号 国際文化学部 T.Y

⚪︎環境について(大学施設、住居、町並み等)

現在自分が住んでいるЖ棟ですが、ГЗの中でも古い建物らしく、寮の環境は良くありません。この間は水道管から水が漏れていました。また、この棟に住み始めて間もない頃にトイレの水が止まらなくなり、翌日に配管工事の人に直してもらいました。私たちはЖ棟に住んでいますが、日本人留学生の多くは他の棟で暮らすことになると思います。どうしても他の棟に移りたい場合は、寮母さんに相談すれば手続きをしてくれる時もあります。

Ж棟の部屋にはネット環境がないので、担当の方に連絡してネットの接続をしてもらう必要があります。これは月額制で月800〜1200ルーブルだそうです。(В棟などには最初からネット環境が整っているので、直接つなぐかルーターを購入することでインターネットが使えます。こちらは無料です。)どの棟にも各階のリビングに無料のWifiがとんでいますが、調子が悪い時があるので部屋で接続するほうがいいと思います。

また、本年度から寮費を支払わなければなりません。Ж棟の場合は3ヶ月でおよそ3万ルーブルですが、他の棟だと寮費は高くなります。

モスクワでは基本的に水道水を飲むことはできません。ロシア人やモスクワに住む留学生は水を買ったり浄水器を買っています。

寮の各階には共同のキッチンがあるので自炊は可能です。しかし、部屋には冷蔵庫がありません。自炊している学生のほとんどは部屋に冷蔵庫を置いています。自分で買うか、前回留学していた方からの引継で貰いましょう。自分は現在留学している方が帰国する際に頂く予定です。

 

⚪︎気候について

モスクワの冬は日本と比べると寒いですが、今年は暖冬で例年よりも気温が高いです。私はモスクワの街並みは雪で一面真っ白のイメージがありましたが、今年は日本の日本海側の地域の方が降雪量が多いみたいです。それでも最低気温が-8℃の日が続きました。クラスの先生によると、去年は-30℃の日が何日か続いたそうです。

また、とても乾燥しているので、体感温度は少しましにはなりますが風がとても冷たく感じます。この時期は皆コートやジャケットを着て外に出ています。(何故か分かりませんが現地の男性はほとんどマフラーをしていません。それを見て自分も一度もマフラーを使用していません。)さらに、地面が一晩で凍結するので外出の際は転倒に注意しなければなりません。

外は寒いですが、市内の交通施設や建物の中は暖房が効いているのでとても暖かいです。ГЗ内では半袖シャツ1枚しか着ていない学生も結構います。ですから、外出の際はコートや帽子、手袋などの防寒具があれば十分だと思います。カイロはよっぽどのことがない限りは必要ないと思います。

現在モスクワでは風邪が流行しています。頭が痛くなったり熱が出たりするのではなく、のどや鼻にくるタイプの風邪だそうです。自分も1週間程風邪にかかり、しかも寒い地域なので鼻水がとまりませんでした。現地の留学生によると、日本の薬を飲むと病状が長引くらしく、ロシアの薬は強すぎるので、通常の容量の半分くらいの量を服用すると良いそうです。ГЗには薬局があるのでそこで薬を買ってもいいですし、近くのデパートの薬局で買うとГЗの薬局よりも少し安く購入できます。